妊娠10ヶ月、いよいよ待ちに待った赤ちゃんとの対面まであと少しです。お腹も大きく突き出し、身動きするのもつらい時期ですが、赤ちゃんが生まれる前だからこそ「やっておくべきこと」「やっておきたいこと」があります。
妊娠10ヶ月を過ぎると、赤ちゃんがいつ生まれてもおかしくありません。いつ陣痛がきても良いように、出産準備をしておきましょう。
出産入院に必要なモノの準備は、インターネットや出産情報誌などで紹介されている「出産入院準備品リスト」を参考にすると便利です。必要なモノをそろえたら、旅行用のボストンバッグなどに入れておきましょう。病院によっては、パジャマやお産パッドなどが用意されている場合もあるので、事前に確認しておくと良いですね。
出産を少しでも「楽に・楽しく」するための準備も大切です。ペットボトル用のストローや、うちわ、飴などのお菓子、ポータブル音楽プレーヤーなど、陣痛や出産の痛みをやわらげてくれるグッズを用意しておくことをおすすめします。
筆者が出産をした病院では、分娩室で音楽CDをかけてくれるサービスがあったので、お気に入りの音楽CDを持参しました。また、陣痛時にリラックスするためのアロマオイルも用意し、当日はハンカチに数滴ふくませ、好きな香りをかぐことで痛みを乗り切りました。
生まれたての赤ちゃんを連れて退院するときに必要なモノの準備も忘れずに。新生児用の産着や、オムツ、ミルク用品など、必要最低限のモノを用意しておきましょう。
出産後しばらくは、ママは自由に外出することができません。体調が順調であれば、出産前に無理のない範囲で外出し、外食やショッピングを楽しんだり、美容院で髪を整えたりしておきましょう。パパとデートも良いでしょうし、上にお子さんがいる場合は、お子さんが喜ぶ場所にお出かけするママも多いようです。
予定日が近づくと、お医者さまから適度な運動をするように言われる場合もあります。筆者は予定日を過ぎてもお産の兆候がなかったため、歩くことをすすめられ、毎日、隣駅まで歩き、カフェでお茶したり雑貨屋さんをのぞいたり、気ままに散策をして過ごしました。
遠出は避け、無理をせず、体調に少しでも変化があったら、すぐに帰宅するか病院に行きましょう。母子手帳を常に持ち歩くことをおすすめします。
お産が近づくと、赤ちゃんと会える期待とともに、不安や緊張も高まります。特に初産の場合は、陣痛や出産に対する不安も大きいことでしょう。出産を直前に控え、ナーバスになってしまうママもいると思います。そんなときは、家でのんびりとした時間を過ごし、心身ともにリラックスできると良いですね。
好きな音楽を聴いたり、好きな映画のDVDを見たり、本を読んだり、パンを焼いたり・・・好きなことをして過ごすことをおすすめします。お裁縫が得意なら、赤ちゃんの産着などを手作りするのも良いですね。
筆者は、ノンカフェインのコーヒーや低カロリーのオヤツをおともに、赤ちゃんのために用意した絵本を見て過ごしていました。
妊娠10ヶ月は、赤ちゃんが生まれるまでのカウントダウンが始まる時期です。
期待と不安で胸がいっぱいになりますが、出産に向けてきちんと準備をし、ゆったりとした気持ちでその時を待ちたいですね!
(photo by:Vivian Chen [陳培雯])
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