妊娠中は、体も心もとてもデリケートになっている時期です。普段とは違った状態に体や心が戸惑うのか、食生活も大きく変化しがちです。
無性に食べたくなるものがあったり、今まで普通に食べていたものが無理になったり・・・。筆者にも、そんな経験があります。
ですが、お腹の中に赤ちゃんがいるのですから、好き放題な食生活をすることはよくありません。栄養面も気になりますし、体重管理に失敗してしまいます。
そこで、筆者が妊娠中の体調管理・体重管理のためにあえて禁止にしていた食べ物を紹介したいと思います。
妊娠前は、普通に朝食やオヤツとして食べていた菓子パン。ですが、菓子パンはカロリーがとても高く、妊娠中に摂りたい栄養もあまり含まれていません。
糖分も多い上に、市販の菓子パンには添加物がたっぷり含まれています。妊婦に良いわけがありませんよね。そこで、妊娠中の期間限定で大好きな菓子パンを禁止にすることにしました。
どうしても甘いパンを食べたい時には手作りのジャムを作り、食パンに塗って朝食に食べるようにしました。
漬物は適量なら体に良いのですが、食べ過ぎると塩分が気になります。妊娠中は、できるだけ塩分を控えたいので適量・・・と難しく考えるのも面倒だからと禁止にすることにしました。
ヌカ漬けや浅漬けに限らず、キムチなどご飯のお供になりそうなものを全て禁止にしてしまいました。
禁止にしたことで塩分が控えられたのはもちろん、ご飯の食べすぎを防ぐことにもつながりました。漬物類を食べるとご飯がどんどん進んで、つい食べすぎてしまいますよね。
漬物類を禁止にしたことで、塩分を控えて体調管理に成功したのと同時に体重管理にも役立ったと思います。
体重管理が大変な妊娠中、大好きなオヤツもカロリーを考えて食べなければなりません。そんな時に甘いジュースでカロリーを摂るのはもったいないような気がしませんか?
そこで、筆者は妊娠中のジュースを一切禁止にしてしまいました。ジュースは、実はけっこう高カロリーですし、添加物も多く含まれています。
それに、自動販売機で買うと缶ジュース1本120円もしますよね。近くのスーパーでシュークリームやプリンを買える値段です。
そう考えると、ジュースを買うのがとてももったいなく感じ、一切飲まなくなりました。代わりに飲んだのが、タンポポコーヒーです。
ほんのり甘みがあってコーヒーが苦手な人にも飲みやすく、ノンカフェインで母乳の分泌を促進するため、妊婦には嬉しい限りの飲み物です。
タンポポコーヒーを飲んでいたためか、出産後、母乳の分泌がとてもよく、助産師さんに驚かれました。
妊娠中、ただでさえ我慢することが多いのに、食べ物まであれこれ制限しなければならないなんて・・・と、悲観的になってしまいがちですが、たった10ヶ月の期間限定です。
この記事で紹介した食べ物を禁止にしたり控えたりするだけでも、体重管理がとてもしやすくなると思いますので、ぜひ試してみてください。
(Photo by 足成)
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