多くの人から祝福を受けることができる妊娠という時期。でも実際その時期を過ごしてみると、お腹の中の赤ちゃんの健康について不安になったり、つわり時期があったりと周りにはわからない辛さ、苦労があるものです。
安定期に入ると一気に体調は良くなるものですが、それでも色々な面において気を付けなければならないことがあります。
今回は筆者の体験から、安定期に気を付けなければいけないポイントについて紹介したいと思います。
安定期は母体も赤ちゃんの状態も安定しているため日常生活も過ごしやすくなります。しかし、急に食欲が増えることもあるので、注意が必要です。
これまでつわりなどで食欲がなく、むしろ吐き気で辛い思いをしてきたという人にとっては嬉しい時期ですが、必要以上に食べ過ぎることはやめた方がいいでしょう。
食欲が戻ったことはいいことですが、お菓子などの間食があまりに多すぎる場合には体重が急増する恐れがあり、出産に影響することがあります。家族の目の届くところで間食をとるようにし、食べ過ぎているようなら、家族に注意してもらいましょう。
安定期には必要以上に食欲が増進することがあるので、家族と協力しながら、体重管理をしていくといいでしょう。
安定期になると、おなかも大きくなり、足元が見えにくくなります。そうなると、これまでつまづいたことがないような大きさのもので転倒する恐れがあります。
妊婦である時期は周囲の心配がうっとおしく感じることもあると思いますが、万が一のことがないように、本人も気を付けることが大切です。
妊娠時期は動きにくかったり、なにかと面倒に感じることもあると思います。ですが、なるべく自分が生活している空間は整理整頓しておき、転倒を防止するようにしましょう。
もちろん階段など、滑りやすい部分には滑り止めシートを貼るなどして対策をとりましょう。
これから生まれていくる赤ちゃんのためにも、母体が健康であることが一番重要です。適切な体重管理や転倒防止など、基本的なことかもしれませんが対策をとり進めていくことが大切です。
安全な状態で出産に臨めるように、できることから行なっていきましょう。
(photo by 著者)
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