突然ですが、吊り橋効果というものがあります。吊り橋を渡るときの恐怖心を恋心と取り違えてしまうという考え方です。「恐怖心を共有することで恋愛感情が生まれる」…心理学的に証明されているそうです。
恋のはじまりのとっかかりはさほど重要ではありません。むしろ、学歴・収入・見てくれによって恋が生まれるという方が嘘くさいですし、テレビドラマのような出会い方はそうあるものではありません。
きっかけはなんであれ、「気になったら恋のはじまり!」そう割り切ってみてはいかがでしょう?このしがない世の中、多少強引でも大いに吊り橋を渡って、少しでも気になる異性がいるなら、まずは振り向かせてみましょう。
筆者が行き着いた答えは、今の時代、情報(ノイズ)が多すぎるということ。
友達に相談すると批判的な意見を言われる
相手と占いの愛称が悪い
「こういう人はこういう傾向がある」という勝手なカテゴライズ
「この恋はこんな感じになる」という過去の経験による見通し
などなど。だけど、本質はわかりませんよね。恋を邪魔しているのははっきり言って【過多な情報】です。これでは自らチャンスを潰しているようなものです。
この人は何を考えてるんだろう?ああ、確かめたい!
これが恋です。
自分の目で見て、耳で聞いて、そして触れる…五感を総動員して自分本位に心躍らせることができなければ、恋愛にのめりこむことができないでしょう。自分本位で自分勝手で自分だけの体験…だから恋は燃えるのではないでしょうか?
情報に惑わされてはダメ!
現在、普段の生活の中でこんな「吊り橋的な」シチュエーションを実践するのはかなり難しくなっています。何故なら、簡単に「情報」が舞い込んでくる時代だから。
友達からの監視、テレビドラマやインターネット上での恋愛論、親は素性がはっきりしなければ「やめなさい」という…。そう、「秘め事」がない。これでは自分だけの恋をイメージするのは無理に近いのです。
そこで提案したいのが【二人だけの世界を作る】ことです。
今の時代、みんな自分が恋愛の主人公。いわば一億総恋愛評論家です。少しぐらい理屈っぽい恋愛の方が燃えるとも言えます。
自分で思いつかない場合は、巷で流行している恋愛ソングに耳を傾けてみてください。ミスチルをはじめ、スキマスイッチ、コブクロなどなど、いろんなことを言ってますね。どれか共感するものを自分のものにして発展させるとよいでしょう。
例えば、「愛と恋は違う」「愛はこうだ、恋はこうだ」とか。それを相手にぶつけるのです。恋愛論を1対1でぶつければ二人の世界の出来上がり!
周りが何を言おうと、その議論は当事者にとって一定の価値をもっているので、普段より「二人きり」の関係を築きやすいです。
英語はストレートです。そして普段使い慣れない英語で文章を書いていると、その分、相手のことを考える時間が多くなります。おまけに愛の言葉を選ぶときに至っては、日本語で言うとこっぱずかしい内容でも平気になります。
普段とは違うテンションで語ることで、「特別感」は確実に増幅され、二人の世界が出来上がるかもしれませんよ。
筆者はこれで、「結婚して!」と言われましたが…実現はしませんでした。もちろんここに書いたことは荒療治ですし、相手を傷つけるかもしれないですし、自分でもどうかと思う部分もあります。だからあくまでも「きっかけづくり」だということを忘れないでください。
本当に大切な人を大切にしましょうね!
おつきあいした暁には精いっぱいの優しさで相手を想い、愛を育んでくださいね。
(Photo by http://www.ashinari.com/2012/02/06-356947.php?category=265)
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