ママやパパにとっては自分の命よりも大事なわが子。でも、ママだってどうしても外せない用事や仕事がある。
そんな時助かるのが託児所や保育園。核家族化したこの時代、利用しない手はないですよね。
でも、一時だってママと離れたくない!という一生懸命な我が子の訴えに心折れそうになるときも・・・。そんなとき、どうすればママの気持ちが伝わるのかをご紹介していきます。
ママはあなたと愛している、という自信
ゆっくりと話してあげられる101分程度の時間の余裕
ボールペンなど、石鹸で落ちる筆記用具
もちろん、子供の年齢や体調、言葉が話せるかどうかでも伝え方は大きく変わってきます。でも、まだ言葉が話せない子供だってちゃんと理解出来ていますよ。
まず、共感してあげましょう。
子供が「寂しい。」と言えば、「そうだね、寂しいね、ママもだよ。」と伝えます。子供が「一緒にいたい。」と言えば「ママも○○ちゃんとずっと一緒にいたいよ。」というように、ママも子供と離れるのは寂しくて辛いんだ、ということを伝えましょう。
すると子供の認識が、“自分を置いていくママ”から“一緒に寂しさを我慢する同志”へと変化していくはずです。
同志になったって寂しいものは寂しい!ママがいい!と思うのが子供です。それはそうです、数年前までママのおなかの中にいたんです、無理もありません。
そこで次に伝えるべきは離れなければならない理由。といっても、用事の内容を話すのではなく、どうして一緒に行けないのかを話してあげましょう。
大人がたくさんいて小さい○○ちゃんは危ないから
ママはお仕事しないといけなくて○○ちゃんが一人になってしまうから
○○ちゃんがここにいてくれたらママは安心して急いで用事が出来るから
など、具体的かつ易しく説明してみてください。理由は全部理解できなくても「仕方ないんだ」という気持ちが伝わるはずです。
調子のいいときは2つ目くらいで納得してしまうこともあるかと思いますが、そうはいかないことだって多々あるものです。
そんなときの最後の手は・・・「離れている間も、ママは○○ちゃんのことがわかるんだよ。」と手でも足でもいいのでなにか絵を描いてあげてください。そして、「お守りだよ。」と教えてあげてください。こんなにも自分を思ってくれるママのために頑張らなければ!と、たとえわんわん泣いていたって理解しているのです(と信じるしか道はない)。
もう、あとはプロ(先生)に任せてしっかりと抱きしめた後、笑顔をくずさずお別れしましょう。
痛む心をバネにして、急いで事を済ませお迎えに行ってみると、とってもニコニコで“あ、もう来たんだ”という雰囲気で迎えられ肩透かしをくらうこともしばしばあったりしますよね。そう、生まれて数年しか経っていないのに子供ってたくましくて、たくさんのことをわかっているんです。
著者の子供も、毎回託児所でも保育園でも泣き叫び、この世の終わりのような勢いで引き止めていました。この3つを実践するようになってからは、お迎え後の甘え方も緩和され、言葉が出るようになってからは、「ママも偉かったね。」とねぎらってくれるようになりました。
どんな方法でも、子供に愛情を伝えさえすれば必ずわかってくれるのだな、とその言葉で確信しました。育児に正解なんてないけれど、ママも子供もHAPPYな毎日が暮らせるヒントにしてみてください。
(Photo by 著者)
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