「こどもが欲しい!」「赤ちゃんを授かりたい!」そんな「ベビ待ち」のあなたに、オススメしたいのが、「基礎体温を測る」こと。
健康な女性の基礎体温は高温期と低温期に分かれ、グラフで示すと、一定の曲線を描きます。生理(月経)後は低温期が続き、低温期から高温期に移行するときに排卵が起こり、その後高温期が続きます。
この排卵日の3日前から1日後が、もっとも妊娠しやすい日とされています。「ベビ待ち」の女性が、排卵日を知るために基礎体温表をつけることは、とても大切なことなのです。
この記事では基礎体温を継続して測るポイントなどをご紹介します。
基礎体温は、毎朝ベッドや布団から起き上がる前に測ってください。活動を始めてしまった後だと、体温が上がって誤差が生じる場合があります。
また、婦人体温計を使うとより正確な値で測ることができますが、なければ通常の家庭用の体温計でもOKです。
体温計は、口の中ではかるものの方がより正確な値が出ますが、毎日の測定条件が一致していれば、脇ではさむものでも問題ないようです。
カンペキを求める人にありがちですが、計測できない日が2~3日続いてしまっても、決してあきらめないでください。
今まで測ってきたところから、また始めてグラフにしていけば、十分データとして生かすことができます。測定できなかった日は、グラフの脇などに日にちを書いておくといいでしょう。
カンペキな計測ではなく、気楽に長く続けることが大事です。
毎朝基礎体温を測ったら、それを表やグラフにしていきましょう。特に自分の低温期や高温期、排卵日を目で見ても分かるように、グラフに書いてみることをオススメします。
基礎体温表を書くための専用のノートも、薬局などで販売されていますが、最近では婦人体温計自体に基礎体温を記録する機能が付いているものもあります。
またインターネットや携帯電話の女性向けの健康サイト(「umoo!(ウモー)」 や「ラルーン」、「VEAUTY」)など、その日の体温を入力するだけで簡単にグラフができ上がるものもあります。
ぜひ、自分に合った記録のスタイルをみつけてみてください。
上記にもありましたが、大事なことは「気楽に、長く、出来れば毎朝計測し続けること」です。気負わずに、ハッピーな妊娠を目指してみてください。
(イラスト by 著者)
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