夏のベランダは直射日光や照り返し、そしてエアコンの外気などのせいでとても暑くなりますね。部屋の温度もベランダ熱で一層高くなって困ります。
そのままにして置かず何か暑さ対策を講じたいですね。そこで今回は経済的な負担をなるべく少なくして夏場のベランダ熱を遮る方法を幾つか紹介しましょう。
今ホームセンターやネット通販では、ベランダ用の遮光カーテンやオーニング(カフェ風のテント状のもの)が色々出回っています。取りつける方法も様々で価格も数千円のものからあります。
色々なタイプがある中、手間や価格を考えて一番手軽なのは園芸用の遮光ネットです。植物への直射日光を遮るためのものですが、ベランダそのものの日よけに便利です。
軽いですしハトメ付きのものを使えば紐で屋根や軒下に結び付ければ簡単です。価格も千円前後からありますよ。
節電対策としても一般的に知られるようになりましたね。つる性の植物をベランダから屋根に向かって育てれば、外と内では気温が随分違います。目の詰まったカーテンをするよりも風通しもいいので、風の通る家ならエアコン要らずでエコですね。
ゴーヤ、へちま、朝顔など暑さに強いつる性のものをプランターで育ててみませんか。目にも涼しいです。通販の園芸店では苗と土などセットにして数千円で売っているところもあります。
ベランダがコンクリートの場合は下からの照り返しと熱がかなりありますね。檜などの素材のすのこを敷くだけでも照り返しが弱まります。すのこに植木鉢などをならべておけばより涼しくなりますね。
大きさにもよりますがホームセンターで数千円くらいで買えるはずです。
昔から夏には打ち水をするという習慣がありますね。焼けたように熱いベランダに打ち水をすることによって、その付近の気温が下がります。
日中ではその涼しさも長続きしませんが、ベランダの日陰の場所や夕方頃になってからならかなり効果があるようです。植物に水やりするついでにベランダにも水をまいてみて下さい。
マンションなど排水設備によっては、大量の水は流せないので注意して下さい。
日当たりのいいベランダは冬は嬉しいのですが、夏に暑くなるという難点がありますね。西日が射すベランダも夏の午後はかなり暑くなります。
節電のためにもなりますから、これならやれそうだと思う方法で是非暑さ対策をして夏を乗り切って下さいね。
(Photo by 遮光ネット by yto)
(Photo by ベランダのゴーヤ by ivva)
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