歓送迎会や忘年会、新年会に交流会、キックオフやらお疲れ様会など、とかく世の中には飲み会があります。日本全国酒飲み音頭のように何とか理由をつけて酒が飲めることを喜んでいる人もいるかもしれませんが、会社関連の飲み会は極力遠慮したいケースが多いのではないかと思います。
自分の好きなメンバーと楽しく飲み会ならともかく、一緒に飲んでも面白くないとか、さらに一緒に飲むのは迷惑以外の何者でもない人というのもいますから、飲み会を誘われてもお断りさせていただきたいと思っても不思議はありません。
でも飲み会を断ると、付き合いが悪いとか協調性が無いと思われてしまうのではないかと心配になってしまう。そこで今回は、嫌な飲み会をスマートに断る方法についてお話してみたいと思います。
飲み会にもよりますが、会費は結構な値段という場合も多いです。参加するのも嫌なのに、さらに散財というのは泣けてきます。ですからさらりと
「ごめんなさい、参加したいのですが金欠です」
と言ってみるのもアリだと思います。
ここでのポイントは「参加したいけど」という気持ちを一言付け足しておくこと。あと暗く切実に言わないこと。洒落にならなくなり周りも引いてしまいます。
誘われても断る主義ですと普段からPRしておきましょう。いつ誘っても飲み会に参加しないと分かっているなら、いざ飲み会に誘われても
「ごめんなさい、今回も不参加でお願いします」
と一言で、お互いに納得です。
ただし、それだけでは単に人付き合いが悪い人になってしまうので、普段の仕事では協調性を大切に、面倒見が良いことも前面に押していれば、仕事への影響も少ないでしょう。
何らかの理由で参加できないということが出来れば問題はありません。育児が大変な時期であるとか、自分磨きのためスキルアップのために資格を取りたいといわれると、断られたほうも頑張ってと言うしかありません。
普段から時間の空いたときやお昼休みに資格の問題集をちら見していれば説得力もありますし、実際にスキルアップのために勉強を始めてしまうのも良いかもしれません。何事もきっかけが大切ですから。
ここまで飲み会を断る話ばかりしてきましたが、歓送迎会だけは参加することをお勧めします。普段は飲み会に参加しなくても、歓送迎会だけ参加して、
「飲み会は嫌いですが、今日だけはお世話になってるから」
と人付き合いを大切にしているスタンスがあれば、人付き合いが悪いイメージをもたれることが大幅に減ります。
(Photo by http://www.ashinari.com/2011/01/05-344535.php)
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