はじめに
「彼氏が自分の非を認めない!」
「どう考えても彼が間違っているのに屁理屈をこねて、自分の間違いを認めない!」
なんていうシチュエーションよくありませんか?どうして彼は非を認めないのでしょう。
単純に負けず嫌いの彼氏もいるかも知れませんが、男と女は根本的に相容れないものがあるようです。例えば、女性は人とのコミュニケーション能力は一般的に男性より優れていて、男性は目的達成のために能力を発揮する事などは向いているようですね。
それは原始の時代に、家事を担当していた女性が些細さな変化から家族の体調などを見極めていたことや、狩を担当していた男性が獲物を追い込む為に地形や風の方向を読み、俯瞰(ふかん)で物事に取り組んでいたこと、、、などの理由付けがされていたりしています。もっともそれが原因なのか、もともとそれぞれの能力が違ったから役割を分担したのかは、定かではありませんが。
いずれにしても、男と女は思考回路が違うんですよね。
思考回路が違うと、なぜ男は非を認めないのか?
それでは男性の思考回路は、どのようになっていて非を認めないのでしょうか。それは、自分の「計画実行能力の無さ」を認めたくないという思考から始まっているように思います。「それを認めたら男としての存在意義を失う!」とまでかどうかはわかりませんが、かなり男の尊厳(プライド)に関わる重大事なのです。
臨機応変で柔軟性に富んでいる女性には、あまり理解してもらえない思考でしょうか。逆に猫の目のように次から次へと変わる「女子トーク」を駆使する女性にしばしば男性は付いてゆけなくなることがあります。
「・・で何の話してたんだっけ???あははは」
なんて会話は男性にとっては理解どころか、納得できない事この上ない情景なのです。
そう、男性は論理思考なのです。
でも論理思考なら・・
ではなぜ、論理思考の男性が「どう考えても彼が間違っているのに屁理屈をこねて、自分の間違いを認めない」のでしょう。論理的に考えたらわかるはずなのに・・。
実はそういう時、男性は往々にして間違いに気づいています。そう、「非を認めない彼」は間違いに気付いているのです。でも「計画実行能力」が男の尊厳(プライド)に関わる重大事なために、「間違っていました」と言いにくくなっているのでしょう。そこで「自分は始めから分っていた」とか「こういう理由があってこうなったんだから、俺のせいじゃない」などと言い訳にも似た弁解をして非を認めたがらないのです。
男性は自分の間違いをわかっていて非を認めないのです。
それではどうしたら・・
一番簡単な方法は
そんな時、女性はどうしたら良いのでしょうか。ただ単に謝らせたいだけならば、味方になる第三者を数人つれてきて、つるし上げちゃえば簡単ですね。その場合、第三者は女性である方が有効です。多勢に無勢では男の尊厳(プライド)もずたずたになることは間違いないでしょう。
でもそれじゃ、後味は悪くて今後の関係に亀裂が生じかねないし、心のそこから非を認めてるように思えませんよね。
もっといい方法は
彼に心から非を認めてもらいたいなら、彼の思考を認めてあげることではないでしょうか。男は自分のやり方や考え方に一定の評価を与えないと、先へ進めないのかもしれません。だから女性は彼の屁理屈や弁解を一応聞いてあげて、
「そうね、あなたの考えはそのとおりね」
と冷静に認めてあげましょう。それが途方も無い言い訳であればあるほど、男性は痛烈に非を認めざるを得ないと思います。男の尊厳(プライド)を守ってくれた彼女に感謝し、女性の大きな心で包まれたときに男性は初めて「すいません、間違っていました」と心から言えるのかもしれません。
それでも非を認めない彼には
そんなこと言っても、そういう女性の気遣いを理解できない男性が彼氏だった場合「な!そうだろ!俺が悪いんじゃないんだ!むしろオマエが悪いんじゃないか!?」なんて言出だすこともあるかもしれませんよね。そういう時は、最初の方法でご対応ください。そう、遠慮なく仲間をつれてきて、つるし上げてしまいましょう。
さいごに
男と女は違うもの。だから面白いのかもしれませんね。お互いに理解できないところを研究して理解を深めれば、二人の間はより一層深くなるのかもしれません。もしかしたら「なんで?」「どうして?」という疑問が無くなった時が一番の危険信号かもしれませんよ。
(Photo by http://www.ashinari.com/2011/10/02-350943.php
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