はじめに
長い人生、事故は必ずあります。うっかりそんなに好きでもない女性と「酔った勢いで『むふふ』な一夜を過ごしてしまった!」なんていうのも事故のうちでしょうか。そんな時って男としてどのように振舞うのが自分にも、相手の女性にも良い方法なのでしょうか。
どういうわけでそうなったのか?
あえて考えましょう。なぜそのような事態になったのかを。お酒は「百薬の長」なんて言いますけど、実は最高の媚薬です。多分、お酒のせいで、こんな事態になったのではないですか。お酒を飲むと女性が綺麗に見えます。そしてみんな愛おしくなってきます。その一人が、今隣で寝てる彼女かもしれません。
いやちょっと待ってください、昨晩のことをもう一度思い出してみましょう。きっと素敵に見えていた女性達の中でも、彼女はひときわ可愛いく見えたのじゃないですか。気もあって、話も弾んで、少なくとも、今思っている彼女に対する気持ちよりは、彼女のことを好きだったんじゃないでしょうか。
そう、お酒のせいばかりにしては、いけないと思うのです。逆にお酒を飲んでいたからこそ、自分の気持ちに素直に行動したのかもしれません。だから「失敗した」とか「間違った」とかではないのです。
嫌では無いからこうなった!
じゃあ、なぜ困っているのか?
じゃあ、なぜ今、昨晩のことを否定したいのか。それは、みんなそれぞれに事情がありますよね。
一番多いのは、「他に好きな人がいる」「今現在付き合っている女性がいる」「奥さんがいる」などでしょう。また、彼女がどう思っているかがわからないと困ります。「昨晩のことで、ほんとうに自分を好きになってしまったんじゃないか」「今付き合っている女性(もしくは奥さん)と、分かれてくれると思っているのじゃないか」などと女性が考えているのではないかと恐れているのでしょう。
またその女性が、自分の彼女や奥さんの存在すら知らない場合は、よけい困ります。それを知ったら「騙してた」と思われるかもしれないからです。おそらく今回の事故の大きな問題点はこの辺にあります。
間違いでは無かったとしても、事態は収拾せねば!
対象方法
あなたに彼女や奥さん、または心に決めた人がいる場合
素直に状況説明はしましょう。自分はフリーではないとはっきり言うのです。言い訳っぽく聞こえてもいいんです。とにかく、昨晩のことは「いい思い出にしましょう」という方向で説明するのがいいと思います。相手の女性だって焦っていると思うし、「あたしって・・」と、かなり落ち込んでるにちがいないのです。
無かったことにするのは前提ですが、女性としての尊厳を守りつつ「一晩限りのこと」という事をお互いに確かめ合っておくことが大切なのです。
あなたには特定の女性がいなかった場合
この場合は注意が必要です。まず本当に興味をそそらない女性だった場合、「お酒のせいで・・」と言うしかないです。そして謝ってしまいましょう。実際はどちらが悪いと言う話ではないんですけどね。でも円満に片付くひとつの方法です。
でも、謝る前にもう一度よく考えてみて下さい。酔った勢いとはいえ一晩をともにした女性です。どこか惹かれるところがあったんじゃないですか。もしそうなら、もう少しお互いに知り合う時間を作っても良いかも知れませんよ。
とにかく覚えてないっていう場合
これはもう処置なしです。「お酒は飲んでも飲まれるな」です。場合によっては隣にいるのが誰かもわからないなんていうのは、対処の方法は無いですね。しかたがないから礼儀正しく自己紹介から始めて下さい。そして相手が昨晩起きた事を覚えているのかどうか、確認するところから始めましょう。
おわりに
お酒の場は楽しいですね。特に女性と接している時にアルコールがあると、その楽しさは倍増します。でも自分をコントロールできるところで楽しむのが大人のたしなみ。またどんな結果が出ても自分の行動に責任を持つのが大人の証拠です。
(Photo by 筆者)
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