はじめに
大好き!ずっと一緒にいたい!素敵な相手には誰もがそう思うもの。片想いが始まった、でもそんなときこそ一時停止!普段は冷静なはずの感情や言動がうっかり歪んでしまっているかもしれません。
大事な気持ちを「都合がいい」と使われないためにも、心や行動の有り様を考え直してみませんか。
NG!心構え編
自信が持てないのはダメ!
このひとに私は不釣り合いかも、こんな私じゃ振り向いてもらえないかも、など、恋愛をするとつい卑屈になりがち。顔に、性格に、体型に、コンプレックスが後から後からわいてくることもありますね。
強気でいるよりは謙虚の方が良いように思えるけれど、そんな卑屈な自分の姿を、誰かの自信のない姿に置きかえてみて下さい。豊かな魅力は…ないように感じませんか?
そのうえ、自信が欠けた心は悪くすれば「付け込まれる隙」にもなるもの。必要以上の卑屈さは、悪いものしか呼び込みません。
恋中心の生活はダメ!
恋愛ひとつに夢中になってしまうと「相手への依存」が生まれて、都合よく使われる度が上がってしまいます。もし、恋に破れてしまったとき、残るのはぼろぼろになった自分だけ、ということにもなりかねません。
生活の充実は恋のみにあらず。生き生きと恋愛をするためには、毎日の過ごし方も肝心です。
解決策:恋のエネルギーを転換、自分を磨く!
相手に寄せる気持ちの力は絶大。それを使って、自分の生活を充実させましょう。少しの改善や充足感が、思う以上にあなたを輝かせてくれるはず。友達と遊ぶ、仕事のスキルアップ、趣味の世界の開拓。おしゃれ、街歩き、読書、何でもいいのです。好きなこと、必要なことをリストアップして、ひとつずつ実行してみませんか?
短所があるのは誰でも同じ、ならば長所がたくさんあった方が有利。誰と比べることも不必要、自分を好きに思える部分があれば充分です。小さい一歩でも踏み出して、自ずと外も中も磨かれていく女性は、男性を自然と惹きつけるものです。
NG!行動編
相手本意になってはダメ!
片想いだと、ついやりがちになるのが「相手の予定に合わせすぎる」こと。急な誘いや無理な頼みごとも、頑張って引き受けてしまいませんか?或いは、嫌われたくない、素っ気無くされたくないために「常にイエスマンになっている」こと。された理不尽に怒れない、非に対して泣き寝入りしてしまうことなど、心当たりはありませんか?
そういった意味での居心地の良さを与えると「依存」にも繋がり、やがては泥沼に陥る可能性もあります。
構いすぎるのはダメ!
相手のことは何でも気になる、とはいえ、その人の行動に逐一構ってしまい、悶々と考え込んだり口を出したりするようではダメです。同じ目線から物事を見るのと、混同することは違います。
片想いであろうと、両思いであろうと、適度な距離は大切です。踏み込みすぎて相手に煩く思われる、一人相撲で自滅する、というのは避けたいもの。
確認:「相手は相手、自分は自分」…対等が基本形!
相手を自分の全てにしない、相手と自分はまず一人の人間であることを思い出しましょう。争いや衝突を避けたい気持ちはよくわかります。でも別個の人間同士ならそれが起きるのも当然のこと。そして、お互いの理解を深める絶好の機会でもあります。
されるがままを全て鵜呑みにするのは単なる道具の役目であって、あなたの役目ではありません。良い恋は、主従関係や自己満足とは違います。対等な関係を築くことが何よりも大切です。
終わりに
いかがでしたか?都合のいい女で終わるか、本物の恋人に昇格できるかは、全て自分自身の気持ちひとつです。
完璧な女なんてどこにもいませんし、そうなる必然性もありません。自分への正しい評価と、相手への素直な思い遣りを持てるなら、きっと上手くいくはず。恋を成就させるために、今こそ「都合のいい女」を卒業しましょう!
(Photo by http://www.ashinari.com/2012/02/17-357812.php?category=265)
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