女性との普段のやりとりや会話の中で「あれ?この人ってもしかしてSじゃないの?」と思える場面って多々ありますよね。Sだと分かるだけじゃなく、思わず「怖っ」と言っちゃう事も・・・。
使えない若い部下を任されて仕事が増えてイライラ。仕事が終わらずイライラ。まあ、気持ちは分かります。でも、愚痴がだんだんエスカレートしてきて服装や持ち物にまで及んだ時、「あれ?この子ってもしかしてSじゃん?」と思わずにはいられません。
テレビと会話しちゃう人っていますよね。「なんでやねん(笑)」とツッコんだりするのは誰でもあること。でも、タレントの仕草やセリフに対して「こんな事フツー言わない!」とか「こいつ絶対作ってる!などと言い出した時、「あれ?この子ってSっぽいなー」とツッコまずにはいられません。
インターネットが遅いときってイライラしますよね。でも、表示が終わらないからといって、淡々とF5(表示更新)キーを連打している時、「あれ?この人、やっぱりSくさいなー」と認識も更新せざるを得ません。
急いで電話で用件を伝えたい時って焦りますよね。でも会社でもなければ1コールで「お待たせしました、○○です」なんて出ません。にもかかわらず電話をかけてから3コールも鳴ってないのにぴっと切っちゃう。そして「出るでしょ普通」とか言っちゃう。そんな姿を見るにつけ、「あれ?この子、やっぱりSだよね」と誰かに電話で問い合わせたくなります。
もうすぐ録画したい番組が始まっちゃうのにレコーダの操作が分からないと焦りますよね。思わずリモコンをバンバン叩いて「むきーっ」と発狂しちゃうあの人を見たら、「あれ?この子Sですよね?お母さん」と実家に聞いてみたくなります。
女子と対戦格闘ゲームをするとき、ハンデをあげたりしますよね。でも、こちらが言う前からハンデを求められ、そのハンデがものすごかったりすると、「うわ!この子Sっぽいわ!」と気づいてしまいます。そして小パンチ連打でハメられる・・・。
女の子なら料理や服装を褒めてもらいたいもの。「ホメ」を要求してくるならまだしも、「何でそう思うの?」「どこがいいと思ったの?」などと続くと要注意。「ぎゃ!やっぱりこの子Sですわ~」と叱られた犬のような目になってしまいます。
交差点に進入する前に信号が黄色になったら止まらなきゃいけません。でもそんな時助手席から「なんで止まるの?」といらっとした感じで言われると「Sハケーン!」と心の中でシャウトします。
付き合っている男女なら、くすぐりあってじゃれあうこともありますね。でも、くすぐり方に狂気を感じるほどなら要注意。「あなた、前世もSだったでしょ」と神に問いたくなります。
相手がなんらかのミスをしたら誰だってちょっとはむっとするものです。レストランでオーダーミスされたり、料理忘れられたり…。そんな時店員に対して「別に怒ってるわけじゃないんですけど、はっきり言っておかないとアナタのために云々…」のくだりが始まると、「このドSがぁ!」と付き合い方や人生設計まで考えさせられるものです。
こうして見ると、Sってロクな事がない気がします。Sを自認している女性には、
「負け戦ほど痛ましいことはないが、勝ち戦もまた同様に悲惨である。」
というイギリスのウェリントンの言葉をおわりに贈りたいと思います。
(Photo by http://www.ashinari.com/2012/03/15-359434.php?category=431)
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