嬉しい妊娠。けれど、職場への報告は、いつ・誰に・なんて言えば良いのか悩みます。
妊娠初期はデリケートな時期、まだあまり周りに広めたくはない・・・でも、体にも仕事にも支障をきたさないようにしなくてはいけません。
筆者が実践した職場への妊娠報告の手順を紹介します。
筆者の場合、妊娠発覚後すぐに出血があり、医師より「切迫流産」の診断を受けました。そのため会社を3週間ほど休まなければならず、妊娠3ヶ月に入ったばかりの、早い時期での報告となりました。
このように、出血や貧血、重いつわりなど、妊娠発覚後に体調に異変があった場合には、お腹の赤ちゃんの命を守るためにも、周りに迷惑をかけないためにも、早めに報告することが大切です。
妊娠の経過が順調な場合では、通常4ヶ月(12週~)以降に報告する場合が多いようです。また、安定期といわれる5ヶ月(16週~)に入ってから報告するという意見も聞かれます。
仕事内容や勤務形態など、職場の環境によっての判断も必要です。周りに出産経験のある同僚や先輩がいるならば、こっそり相談してみるのも良いかもしれません。
筆者の場合、まず、直属上司と上位上司の2名のみに報告しました。その後、一緒に仕事をしているチームメンバーに報告し、社内で親しい人たちには安定期を過ぎてからの報告としました。
職場での妊娠報告は、上司および一緒に仕事をしている人たちといった、業務上関わりの深い相手に伝えることが大切です。体調や仕事内容によっては、今後の仕事への対応について話し合うことも必要です。
筆者の場合、報告相手の上司が多忙だったため、メールで報告をしました。内容は以下のとおりです。
体調に異変があり病院に行ったところ、妊娠していることがわかりました。現在、妊娠3ヶ月に入ったところです。出血があり、切迫流産の疑いがあるので、医師より3週間ほどの自宅での安静を指示されました。つきましては、休暇を取得したく、ご報告いたします。
現在担当している◎◎の仕事は、△△のように対応していただければと思います。(自分で考えられる対応を明記)
現在、妊娠初期ですので、まだ周りには内密にお願いしたいのですが、業務上、報告の必要があると判断された場合には、お話しいただいてかまいません。
たいへんご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
職場への妊娠報告は、「お腹の赤ちゃんの命を守る」「できるだけ職場に迷惑をかけない」という2点をよく考え、適切なタイミングでしかるべき相手にきちんと伝えることが大切です。
また、妊娠したことで、多少なりとも周りの人たちに迷惑をかけてしまったり、配慮をしてもらうこともあると思います。そのことに対する感謝の気持ちを大切に、妊娠と仕事の両立、無理せず、頑張ってくださいね!
(photo by http://www.ashinari.com/2009/05/10-019710.php)
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