私は日常的には基本、クレジットカードと電子マネーで生活しています。都内ではタクシーもコンビニも飲食店も物販店もほとんどクレジットカードか電子マネーに対応しており、これでほとんど事足ります。現金をあまりに使わないので、地方出張した時に現金を忘れてしまって困ったりすることもあるくらいです。財布ごと忘れたりも・・・。そうすると困るのは、カードとかが使えない中小店舗とかです。さすがに地方ではカードが使えない店がまだまだあります。だからみんな、導入してよ!!と思いますが、そうもいかない。
これまではクレジットカード対応などは中小店舗にとっては、大きく3つのハードルがありました。
高額なCAT端末を導入しなければならない点。
加盟店料を支払わなくてはならない点。
高額な(チェーン店舗とかと比較すると)決済手数料を負担しなければならない点。です。
結果として、中小店舗ではクレジットカード利用はあまり進まず、利用者としては不便な印象がありました。現金管理コストがなくなったり、単価を挙げるためのプログラムを組み立てたりもできる可能性のあるカード対応も、消極的になってしまう理由は十分にありました。私もこれまでの仕組みの中では中小店舗として利益をあげるにはハードルがありすぎると思っていました。
そんなところで、2年-3年くらい前に新たなスマートフォンを利用したクレジットカード決済サービスSquareが発表され、商用ベースに2年くらい前からなって、一気に拡大しているのを見ていました。あまりアメリカとかに行く機会がなかったのですが、先日短期でいくことがあり、向こうで実物みてこれはすごい破壊的イノベーションだと痛感させられました。
http://squareup.com/
まず前述のハードルがほとんど取り払われます。
1つ目の端末問題。これは基本的に無料もしくは10ドル(今のレートなら850円程度)で購入。先日私も米国アップルストアで普通に買いました。・2つ目の加盟料。これも無料。・3つ目の手数料。2.7%+15セント(Squareでは現在こうなっている)と業種業態に関係なく平等に安い。さらに端末がスマートフォンと接続すれば済むので、複数導入しても大したコストにならず、個別にテーブルチェックなども簡単にできるだけでなく、露天商売などイベント対応などでも簡単に導入できます。現金管理コストもかからず、持ち逃げのリスクもなくなります。ということで既に決済金額は年間40億ドル(3400億円)を突破。ぐんぐんうなぎのぼりとのこと。さらにPOSアプリも登場したりと充実っぷり。
ネット決済の大手であるPaypalもついに同種のサービスをさらにパワーアップさせて投入。
スマートフォンに刺す端末もただ。アプリもただ。加入料も無料。手数料は実質1.7%。と大盤振る舞い。さらに、端末なくてもカードを写真とるだけでも決済できる技術を持つベンチャーも買収してそのサービスも追加、というサービスに仕上がっています。カードなどが持てない移民系の方などにもPaypalは使えたりするので、今後利用はまた爆発的に拡大しそうです。
とこんな状況に対して、ネット決済の大手であるPaypalもついに同種のサービスをさらにパワーアップさせて投入。スマートフォンに刺す端末もただ。アプリもただ。加入料も無料。手数料は実質1.7%。と大盤振る舞い。さらに、端末なくてもカードを写真とるだけでも決済できる技術を持つベンチャーも買収してそのサービスも追加、というサービスに仕上がっています。カードなどが持てない移民系の方などにもPaypalは使えたりするので、今後利用はまた爆発的に拡大しそうです。
そして先日、ソフトバンクとPaypalが組んで国内でもPaypalHereの展開を開始することを発表しています。
http://news.mynavi.jp/articles/2012/05/09/paypal/index.html
日本でもいたるところで電子決済が可能になる日が近いかもしれません。
さらには、「あのさ割り勘しようよ」という時に、「じゃ俺のiPhoneにカード通していくから」とカードで割り勘するということも幹事が簡単にできたり、フリーマーケットでもカード、何か相談ごとするときにも「10分1000円ね」とか「お父さん肩たたきは20分2000円ね」と子供にカードで請求される日も近いかもしれませんね。
(元ソース) http://blog.revitalization.jp/?eid=810741
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