(Photo by 三角形)
ヨルダンは中東・西アジアにあり、サウジアラビア、イラク、シリアと接している国です。
ここでは、日本代表とサッカーで戦うことになったヨルダンの基礎知識について紹介します。
©nanapiオフィシャル
ヨルダンは中東・西アジアにあります。
言語:アラビア語(英語も通用)
場所:中東・西アジア
首都:アンマン
面積:8.9万平方キロメートル(日本の約4分の1)
人口:604.7万人(2010年世銀)
政体:立憲(世襲)君主制
通貨: ヨルダン・ディナール(JOD)(1JOD=約109円/2012年6月)
宗教:イスラム教90%、キリスト教等 7%
主要産業:製造業、運輸・通信業、金融業
気候:乾燥した森林高原、国土の80%は砂漠地帯
(主に外務省HPから引用)
外務省の海外安全情報によると
「隣国イラク、シリアの治安情勢が不安定であり、特にシリア南部の都市ダラア(ヨルダンとの国境付近)において反政府デモと治安部隊との衝突が激化していることから、同国境付近では十分な注意が必要」
「ヨルダンへ渡航・滞在される方は、テロ事件等不測の事態に巻き込まれることのないよう十分な注意が必要」
という危険情報が出されています(2012年06月04日現在有効)。
渡航をしてみたい人は、外務省のホームページから注意事項をよく読んでから検討して下さい。
少しだけ、アラビア語を覚えてみましょう。
こんにちは:アッサラーム・アライクム
さようなら: マーサラマ
ありがとう:シュクラン
はい:ナアム
いいえ:ラー
(Photo by wikipedia)
ヨルダンの国民食といわれるほどポピュラーなのは、マンサフ(Mansaf)です。マンサフは、ご飯の上に、ヨーグルトソースで煮たラム肉を乗せて食べる料理です。
他にも、
シシカバブ:野菜とともにラム肉を串刺ししたもの
マハシ・ワラク:お米やひき肉を葉で包んだもの
モハラビヤ:ローズウォーターやオレンジで香りづけしたミルクプリン
アラビアコーヒー:少しスパイシーですっきりしているコーヒー
なども伝統料理として、よく食べられています。
マンサフは家庭料理なので、作る人によって味が異なるそうですよ。
(Photo by Berthold Werner/wikipedia)
ペトラは、たいへん謎の多い都市の遺跡です。1985年12月6日、ユネスコの世界遺産(文化遺産)へ登録。2007年7月、新・世界七不思議に選出されました。
映画「インディー・ジョーンズ・最後の聖戦」の舞台となったことでも有名です。
ワディラムの砂漠は、人間の手ほとんど及んでいない自然砂漠です。 天候と風だけで削られた壮大な絶壁、4000年前の岩の壁画などを見ることができます。
(Photo by wikipedia)
何もしなくても浮いてしまい、沈む事ができない不思議な湖「死海」は、ヨルダンに面しています。
湖面の標高はマイナス418メートルで、世界で最も低い位置にあります。
湖中の塩分が約7倍と非常に濃いので、生物は棲息していません。
切り傷などがある人は絶対に入らないように!染みます!
ヨルダンという国について紹介してきました。
旅行者の間では「中東で最も旅行しやすい国」と評判なヨルダン。料理や観光スポットなど、楽しめる所が沢山あります。
この記事をよんで興味をもたれた方は次の旅行先に検討してみてはいかがでしょうか。
外務省から危険情報が出ている地域でもありますので、渡航される際は、十分気を付けて下さい。
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