赤ちゃんのお世話にはパパの協力も不可欠。授乳などママにしかできないこともたくさんありますが、すべてをママ一人でこなすのは負担が大きいもの。まずはおむつ替えからパパにも協力してもらいましょう。
パパが育児に対して協力的かどうかや、子育てに対してどう思っているかは、人それぞれですから一概には言えませんが、協力したいと感じでいるパパでも、育児に関してはママほど有能ではないということは確かだと思います。
ママは赤ちゃんが生まれる前も生まれてからも一緒にいる時間はパパより格段に長い。その分パパよりはるかに赤ちゃんのことを分かっているし、気にかけています。
パパより赤ちゃんのことを分かっているから、赤ちゃんが泣いたりぐずったりして何かサインを出したとき、気づくのはママの方が早いのではないでしょうか。
ママより気づくのが遅いのは当たり前と理解して、自ら気づいて行動しないことを指摘せず、やってほしいことはママから頼むのが当たり前だと思いましょう。
続けていれば、そのうち自らやってくれるようになるものです。
赤ちゃんのお世話に使うものは、ついママの使い勝手だけを考えて収納しがち。上手にパパの育児参加を促すためには、パパにもわかる場所におむつ替えセットを用意しましょう。
替えのおむつ
おしりふき
パパにおむつ替えを頼む下準備として、まず上記の2つはパパにもわかる場所にセットにして用意しておきましょう。探す面倒がない方が、取り掛かりやすいです。
最初からどこにあるのか分かっていてできれば目につく場所に置いておくと、ふと目に入った時に「おむつは濡れてないかな?」と気にすることができるので、自分からおむつ替えしてくれるようになりやすいのではないでしょうか。
今ではすっかり育児に協力的な筆者宅のパパも、我が子が生まれたてのころは子供が泣いているのに、すぐに行動しない非協力的に見えるパパでした。
でも当時のことを思い返して夫はこう話していました。
俺にとっては生まれた日から『パパ』1年生だったんだよ。ママは妊娠が分かった時が『ママ』1年生。だから何も分からない俺からみると、ママはすごく先輩に見えたよ。
いくら「妻のおなかの中に赤ちゃんがいる」と言われていても男性はリアルな実感を持ちにくいもの。それを理解して、ママは後輩を育てるようなおおらかな気持ちでパパに接することも大事かもしれませんね。
(Photo by http://www.ashinari.com/2008/12/06-010829.php)
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