フットサルは、「ボールを蹴って多く点を取ったほうが勝ち」という点ではサッカーと似ています。
ただ、細かいルールは若干違う部分もあるので、経験者でも一度ルールを確認する必要があります。
サッカーとフットサルの違いを説明できるようになるレシピ
ルール同様に、サッカーと違う部分としてあるのが、「ポジション」です。
フットサル初級者が、このポジション名を知っていると少し経験者っぽい雰囲気を出すことができるので、今回はフットサルのポジションの説明をしたいと思います。
画像:K9 PROJECT HPより
サッカーで言うところのFW的ポジションのことです。
主に敵陣のゴール前付近にポジションを置き、後方からの味方のボールを受けてポストプレーをしたり、隙を見つけては反転してシュートを打ってゴールを決めるなどの点を取るのが主な役割です。味方のパスをもらい、背負って攻撃の起点となるポストプレーを「ピヴォあて」と言ったりします。相手のディフェンス陣を体をぶつけてプレーすることが多いので、当たり負けしないフィジカルとボールキープ力が求められます。
足裏での正確なトラップ
当たり負けしないフィジカル
ポストプレー
点を取ること
サッカーで言うところのMF的ポジションのことです。
攻撃と守備の両方を求められ、またその攻守の切り替えを繰り返すポジション。攻撃の際は、ボールを前に運び得点を演出することが求められ、守備の際は相手へのアプローチなど相手の攻撃の芽を摘みにいくなど、攻守のバランスを求められます。他のポジションに比べ、豊富な運動量とスピードが求められるポジションです。
運動量
スピード
攻守のバランス
サッカーで言うところのDF的ポジションのことです。
フィールド内で味方側の最後尾に位置し、相手の攻撃を防ぐポジション。守備的な役割として相手のピヴォを抑えたり、またフィールドプレーヤーとしては、最も視野が広く確保できるポジションなので、パス出しから味方への指示などのコーチングなど攻撃の司令塔としての役割も担ったりします。
1対1の守備力
ゲームメイク力
コーチング力
サッカーで言うところのゴールキーパーのポジションのことです。
積極的な飛び出しや至近距離からのシュートに対する反応でゴールを守ることはもちろん、試合の展開によっては、積極的な攻撃参加も求められたりします。サッカーに比べて至近距離からのシュートが多いため、飛び出す勇気や的確な状況判断などが求められたりします。
飛び出す勇気
セービング
スローイング
コーチング力
だいたいの役割で言えば、サッカーと似ているところはありますが、コートが狭く、人数が少ないため「全員で守り、全員で点を取る」というところではサッカーよりもポジションの壁は薄いです。
そこがフットサルの楽しみだったりします。
フットサルをやっている人でも意外とポジション名を知らない人がいたりするので、そういった方には是非教えてあげてください。
(Photo by 足成)
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