結婚資金は急に用意しようと思っても用意できるわけではありません。やはり前もって準備する必要があります。 後はその範囲内で上手にやりくりするだけ。そんな結婚資金の工面方法を解説します。
とりあえず貯金がないと安心できない筆者。少ないお給料でしたが、毎月2万づつを7年間貯めました。それを結婚資金に使うことに。
とにかく浪費家な主人。特に独身の頃は稼いだお金がなくなるまで使うような人でした。付き合って3ヶ月頃、主人が『結婚資金を作りたいから毎月お金を5万預けるから貯金してくれない?』と頼まれ、結婚資金の貯金を始めました。 預金口座を開設し、筆者が毎月主人から5万円預かって3年間貯金し続けました。
この2つの貯金を使って、結婚式、新生活にかかる資金をすべて工面しました。もちろん親の援助はなしです。
貯金は使わずに結婚式は祝儀ですべてまかまうことができました。どうしても、貯めた結婚資金はこれからお金がかかる新生活に回したかったからです。
まずは祝儀はどの程度もらえるかを計算。その中ですべて収まるような結婚式をあげました。でも来賓に失礼のないよう、結婚式の質は見えないところで抑えることに。プロデューサーのアドバイスのおかげでしっかりと予算を抑えることができました。
こんなところで節約
衣装のお色直しはドレスはそのまま、ベール、ティアラ、ヘアアクセ、ネックレス、チョーカーなどの小物に変えるだけに。さらに会場の飾りつけのお花をやめて風船にしました。招待状は一番安いタイプのものに。夫婦紹介のパンフレットは手作りで…などです。
さらにしっかりお金を浮かせることができて、新婚旅行代も祝儀でまかなうことができました。
結局結婚資金のために貯めた貯金は、新生活に回すことに。でもそこでもムダ遣いはせず、これからの生活にはお金がかかるだろうと予測。大切に使いました。主に貯金の使い道は以下の通り。
新居
新生活を始めるための新居を借りるための敷金礼金に使いました。
生活用品
今まで使っていたもので、使えるものは使って、ないものだけを購入しよう!と言うことで足りないものだけ買い足しました。
テレビ、冷蔵庫、洗濯機、テレビラック、プラスチックの衣装ケース、炊飯器、電子レンジ、こたつ、エアコン、ファンヒーター、鏡などはお互いの実家から持ち寄り、きれいにしてから使うようにしました。
結局買ったものは、カーテン、カーペット、調理器具やお皿などのキッチン用品全般、掃除用品、お風呂用品など、足りないものだけを買い足すことにしました。
正直、結婚資金として貯金したお金はほとんど使わずにお金を残すことができました。でもあるからと使ってしまわずにさらに定期預金にして貯金しました。
これからの生活で、車の買い替えや家の購入などにお金がかかることを予測し、とっておきました。結局そのお金は車の買い替えや、住宅ローンの頭金となって消えました。
結局一番お金がかかるのは、家と車です。でもこの2つはどうしてもお金がかかるので、とっておいて正解。やはり使うべきところで使うべきだな、と改めて実感しました。
とにかくこの先何が起こるかわからない結婚生活。普通に生活するのにもお金がかかります。しっかり工面するためにはまず資金がなければ話になりません。
急に焦らないように、少しづつでも毎月貯金しておくと後々困らなくていいと思います。お金がなければ夫婦ケンカの原因にもなります。 しっかり工面できるよう、貯金を作ることをおすすめします。
(Photo by http://www.ashinari.com/2009/11/08-030243.php)
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