せっかくきれいに収納したのにカビが生えてしまった経験はありませんか?
近年の住宅は鉄筋コンクリートなどで密閉性が高くなっているので、その分湿気もたまりカビも発生しやすくなっているのでカビ対策は必要不可欠かもしれませんね。
カビ予防のために筆者が実践している工夫をご紹介します。
カビの発生を防ぐためには湿気が同じ場所にこもらないようにすることが有効的。そのためには空気の通り道を意識して作り、空気を循環させることが重要です。
家具を室内に配置する時には壁に密着させず、3~5センチほどの隙間を設けましょう。家具どうしを隣り合わせに配置する時も同様に隙間を設けます。
押入れなど、さらに密閉性が高く湿気がこもりやすい場所には、側面だけでなく上下左右にも空気の通り道を作りましょう。
すのこを押入れの底面、側面に配置することで隙間を設けます。すのこの足の部分が空気の流れを遮らないよう向きにも気をつけて設置しましょう。
つり戸棚やキッチン下の棚などにも空気の通り道を意識します。
そのまま物を収納するとごちゃごちゃしたものが空気の流れを遮ってしまうので、収納スペースより少し小さめのメッシュかごなどに入れて収納し、手前に配置すれば側面から奥の面まで空気が循環することができます。
空気の通り道を意識して収納した後は、最低でも月に1度くらいの頻度で、収納スペースの扉や引き出しを開け放って空気を流します。
側面から奥の面を通って反対側の側面へと、空気が流れるよう、小型の扇風機などで風を送るとさらに効果的。
湿気のこもりがちな梅雨などは週に1度程度に頻度を増やしましょう。
いかがでしたか?一度見直せば後はたまに空気の入れ替えをするだけなので、それほど難しいことではありません。
ぜひ実践してみてくださいね。
(Photo by http://www.ashinari.com/2012/03/19-359704.php)
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