妊娠時期はゆったりとしていた生活も、出産後は赤ちゃん中心の生活となり、なにかとママだけに負担がかかってしまいます。最近では積極的に育児に参加しているイクメンというパパもいるようですね。
しかし家庭によって、夫の労働時間や労働内容は異なり、育児参加はまだまだ母親がやるものと考えているパパさんも多いようです。今回、おむつ交換をパパにさりげなくお願いする、素敵な方法を紹介したいと思います。
新生児期の場合は特におむつ交換の回数は多いため、ちょっと手が空かない時にパパに手伝ってもらえたら、嬉しいですよね。そんなときはパパでも安心して交換することができるおしっこおむつから始めてみましょう。
頼む際には、「忙しいのだから、あなたがやって当然」といった態度でするのではやめておきましょう。頼む場合には、自分が手を離せないことをしっかりと伝え「赤ちゃんもきっとパパがおむつをかえてくれたら嬉しいよ」「パパにやってもらうと本当に助かるよ」というふうに控えめに伝えてみましょう。
男性というのは、褒められたり感謝されるとやる気が出てくるものだそうなので、効果的だと言えます。
育児にあまり積極的でないパパの気持ちとしては「積極的であって当たり前」「育児分担していない旦那はおかしい」というような世間の流れに納得がいっていない場合が多いようです。
そんなところで「他の旦那さんはやっている」「おむつ交換ぐらいできなくてどうするの」なんて言葉をかけられたら、旦那さんはそっぽを向いてしまうかもしれません。
その場合、おむつ交換を頼むときは、父と子のスキンシップの大切さについて話してみてはいかがでしょうか。
0歳、1歳、2歳の頃は、大人になってみるとあまり記憶がないものですよね。しかし実はこうした乳児期のスキンシップが多い場合、お子さんの情緒発達に大変有効であるということがわかってきています。男性はおむつ交換なんて母親の役目と考えているかもしれませんが、実際お子さんと触れ合う時間というのはお子さんにとってはとても嬉しい時間なんです。
このように、お子さんのこころの安定のためにもおむつ交換をしてみたら、というふうに、優しく旦那さんに語りかけてみてはいかがでしょうか。
妻も夫も働き、家計を支える時代となり、ますます育児分担や一緒に育児をしていくことが重要になってきます。もちろん専業主婦の家庭であっても旦那さんは楽しめる範囲で構わないので、育児を一緒に行なってほしいと思います。
子供が小さい頃は本当に手間がかかり、悩むことも多いものです。ストレスがたまっていくと、子供に必要以上に厳しくあたってしまったり、旦那さんといさかいが起きることもあります。
そうならないためにも、お互いがお互いを思いやりフォローしていくことが大切です。
(Photo by 著者)
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