年を重ねるにつれ、親の有難みを実感するものですが、その頃には、既に実家を離れ、「親孝行はしたいけど、どうすればいいか…」と悩んでいる人はいませんか?今回は、そんな心優しいあなたのご両親が、絶対に喜んでくれる、離れていても出来る親孝行の仕方を紹介いたします。
最近では、携帯から写真をプリントアウトすることも出来る便利な世の中になりましたね。親にとって、子供の日常を垣間見ることほど嬉しいことは無いと思います。自分が写っている写真や住んでいるアパート内の様子など、何枚かプリントアウトして、裏に
「これはOOしたときの写真です」
と日付を添えて書いてあげましょう。
筆者の場合、どうしても時間のないときは、携帯で写メールを送っています。「時間が少しあるな~」と思えば、写真だけプリントアウトして、両親に少しでも写真を郵送しています。
ハガキに一言でも二言でも、手書きでメッセージを書いて送ってみましょう。今はメールばかりの時代ですが、きっと、あなたのお母さんやお父さんは、手紙が大好きなはず。ポストを開けたとき、手紙が入っていると誰でも嬉しいものです。いつも同じメッセージであったとしても、「手紙を送る」という行動で、あなたの愛情は伝わります。
筆者の場合、いつも似たような文章なので、旅先で買ったポストカードに一言添えて送ったり、ホリデーシーズンや誕生日に音楽付きのカードを買ったり、カードに工夫しています。
どうしても手紙や写真を送るのが気恥ずかしいなら、一度、昔を思い出してみましょう。一生懸命にあなたを育ててくれた、お父さん、お母さん。大変なことがあったり、子育てで悩むこともあったことでしょう。どんな形であれ、今、ここにあなたがいるのは、そんな2人のおかげ。あなたが年を取った分だけ2人も老いる。2人が元気なうちに、少しでも「ありがとう」を伝えるのが親孝行です。
写真のプリントアウトもハガキにメッセージを書くことも、かかるお金はわずか。大事なのは「思いやり」と「愛情」を示すこと。照れくささなんて無視して!
本当に簡単なことですが、なかなか手紙を書くこと、写真を送ることって少なくなりましたね。手紙は、メールと違って思いを一文字、一文字に託すので、最初は少し難しいかもしれませんが、これを期に、皆さんが親孝行出来ますよう願っています。
(Photo by Happy family / ibm4381)
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