永遠の愛を誓った夫婦であっても、年月がたてばどうしてもケンカをしてしまうことがあります。ケンカの原因が些細なことであっても、その小さいヒビがだんだんと大きくなってしまうこともあるんですよね。
ですから、ケンカをした場合にはお互いの意見をきちんとぶつけ合い、納得した上で仲直りすることが必要です。今回は夫婦喧嘩をしてしまった後の対策ヒントを紹介したいと思います。
女性が毎日行う家事。台所は女の人の城なんていいますが、女性だって全員が楽しくてやっているわけではないと思います。必要だから頑張ってやっているのに、横から茶々を入れる旦那。そんな経験はありませんか?
調理の仕方や収納の仕方、後片付けや掃除の仕方など、手は出さないけど口は出すという旦那さんって結構多いようなんです。そんなときはどうしてもイライラっとしてしまいますよね。つい言い返してしまったり、「口出ししないで!」と、大声を出して雰囲気が悪くなってしまうことがあります。
忙しい家事をしている間というのは旦那にウロチョロされるとうっとおしいもの。無駄な喧嘩や不仲は避けたいですよね。でも、こちらが言い返して空気が悪くなったな、と感じだら、すぐに旦那の意見を肯定しましょう。
「私にはわからなかったわ、そのほうがいいわね」
というふうに返せば旦那は満足して気分もよくなってくれるはずです。奥さんはちょっとストレスがたまるかもしれませんが、不仲になるよりはいいと思いますよ。
口出しをされるだけ愛情があるのね、と母なる気持ちで対応しましょう。
同居している場合は特に義理の親子の関係で問題が起きることがあります。最近では夫は姑側につかず、嫁につくもの、というのが一般的なようですね。しかし、やはり夫というのは自分の親について何か批判をされると不快な気持ちになるものです。そうなるとそこから夫婦喧嘩に発展し、かなり険悪なムードになることがあります。親の扱いというのは本当に難しく、奥さんは気を使うところだと思います。
お母さんが○○だから、ムカツク、うっとおしいといった姑批判は夫の前ではNGです。まずはお姑さんを批判したことは謝り、「自分のやりたい方法はこれだから、それを通したい、」ということを夫に伝えましょう。
姑というのは何にでも口出しをするもので、うっとおしくもあり、いらだちの原因ともなるでしょう。しかし、根っこではお嫁さんのことを考えているというのもきっとあると思います。ですから、お姑さんをたてつつ、自分のやりたい方法で家事や育児、生活をすすめられるように夫に助けを求めましょう。
批判ではなく希望、提案というように夫に伝えれば、不穏な喧嘩の空気もよくなることでしょう。
喧嘩をした場合に、いつまでも妻側が折れない場合、夫はどんどん苛立ちを高め、夫婦に亀裂が入っていってしまいます。夫に気持よく仕事をしてもらうためには、ある程度は乗せる、持ち上げる、感謝するというのは必要なんです。「相手が謝るまで口をきかない」「私は悪くない」といった態度では、なかなか解決しないことが多いと思います。ですから、少し大人になって、少し冷静になって、夫を理解してあげるようにしましょう。
(photo by 足成)
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