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湯元健一(レスリング)の基礎知識

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男子レスリング フリースタイル 60kg級の選手である、湯元健一選手(ALSOK)についての基礎知識を紹介します。 2008年の北京オリンピックで銅メダルを獲得しており、今大会でもメダルの獲得が期待されている有力選手です。 また、弟の湯元進一選手は55kg級の選手で、共にロンドンオリンピックに出場する双子選手として話題になっています。 湯元健一選手は、小学校3年生の頃に双子の弟である進一さんと和歌山ジュニアレスリングクラブでレスリングを始めました。 2001年にはアジア・カデット選手権で4位に入賞し、翌年の2002年に全国高校選抜大会、インターハイで優勝しました。2005年の全日本選抜選手権、全日本選手権でそれぞれ初優勝を果たし、世界選手権では13位を記録します。その後も国内外の選手権で優秀な成績を残し、初出場となった2008年の北京オリンピックで見事銅メダルを獲得しました。 2011年の世界選手権で3位に入賞し、ロンドンオリンピックの日本出場枠を獲得し、2012年の4月に行われた日本代表最終選考に勝利してロンドンオリンピック代表入を決めました。 湯元選手は、元レスリングの選手であった父鉄矢さんのてほどきをうけ、自宅の6畳間にマットを敷いて作った道場でレスリングを教わっていたそうです。 弟である進一さんと一緒のレスリングを始め、階級こそ違ったものの同じ環境で練習をしていた湯元兄弟は、レスリングのスタイルも自然に似通っていたそうです。そこで、オリジナルのスタイルを確立するために兄の健一選手は日本体育大学へ進学し、弟の進一選手は拓殖大学に進学したそうです。 2011年の世界選手権で銅メダルを獲得し、あと1勝すればロンドンオリンピック出場が決まる状況だった湯元選手ですが、シードで出場した日本代表最終選考で、2連勝で勝ち上がってきた後輩の前田翔吾選手に不覚を取ります。 王手をかけられた2戦目直前、弟の進一選手は健一選手に「お前が行かんでどうする!他のヤツ、行かすんか?」と檄を入れ、「ぶん殴ってやろうかと思った」そうです。 もともと、レスリングを始めた頃からライバル意識が非常に強く、お互いに絶対負けたくない、と思っていた二人ですが、先に進一選手がロンドンオリンピック出場を決めていたために焦りが出ていたそうです。 進一さんの檄を受けて緊張が取れた健一選手は、この試合に勝利してロンドンオリンピック出場を決めました。 湯元健一のブログ 湯元 健一(レスリング)プロフィール - JOC 1984年12月4日生まれ 和歌山県出身 日本体育大学卒業 ALSOK所属 レスリング 男子 フリースタイル 60kg級 2008年 北京オリンピック 銅メダル ロンドンオリンピック:レスリング競技の基礎知識

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