近年、展覧会などが日本でも開かれ、旅行地としての人気がではじめているペルー。マチュピチュを代表格に据えて、様々な古代文明に触れることの出来る場所です。ペルーを旅行した経験から気をつけるべきポイントについてお話します。
この記事ではnanapiユーザーの体験を元にしたHowtoを紹介しています。ここに示したものは一例としてお考えください。
旅行会社などを使わずに、自ら飛行機などを手配する際に必要となってくる「リコンファーム」という作業。出発の前日に、取れた予約の便がしっかり出るかどうかについて確認する。という作業です。このときに必要になってくるのが現地の電話。公衆電話はありますが、数は少なく、日本の公衆電話事情と同じように簡単には見つけられないものです。
ここで活躍するのがネットショップです。ネットカフェのようにパソコンが並んでいるところがあれば入ってみてください。大抵のネットショップには「通信関連」という事でパソコンと電話が併設されています。そこに、個室で仕切られた電話ボックスがありますので、電話が可能です。
電話ボックスに入る前に店員さんに使う意思を伝えましょう。電話する時間に応じて料金を支払います。
現実的には、現地の航空会社は電話してもなかなかでません。現地の人いわく、辛抱強く電話し続けることが大切なようです。
日本とは異なり、犯罪に対する警戒心をもっておかなくてはならないのがペルーです。実際に現地の家々の入口を見ても分かるように、日本では考えられないくらいの頑丈な入口になっています。そんな中、どこへ行っても、顔からアジア人であることが分かりやすい日本人は「お金を持っている」と思われ、気をつけなくては犯罪に巻き込まれる可能性が出てきてしまいます。
いつも以上に防犯の意識を高めておくために、以下のポイントをチェックしておくといいでしょう。
暗くなってからは、一人で歩かない。
暗くなってからの女性のみの外出は控える。
暗い路地は昼間でもなるべく避ける。
いざとなった場合のために、差し出す用の財布を持ち歩く。
いざの場合はおとなしく金を差し出す。
旅行の楽しみの一つである「お土産」。この購入にも気をつけるべき点が潜んでいます。日本とは異なり値札などはほぼついていませんから、店員さんに値段を聞くことになります。この時に相手も観光客であることを分かっているため「高め」の値段を持ちかけてきます。
そのため、値段交渉は大事です。必ずといっていいほど値引きをしてくれるので言わなきゃ損です。
電卓等をお店の人は持っていることが多いので値段を聞きとれずにまごついていても大丈夫です。すぐに電卓で値段を見せてくれます。この瞬間から勝負の始まりです。
「エス カロ!」(高いよ!)
「ディスクエント ポル・ファボル」(値引きしてください。)
ここで電卓を借りて、提示された値段よりもグンと安くしてみてください。相手の値段とグンとさげた値段の間を取る事を狙うといいでしょう。
お土産屋は大抵、同じような店が一ヶ所にたくさん集中しています。すぐ近くのお店でも同じような商品を扱っているので、周辺の店での欲しいものの値段を調査した上で値段交渉を行うと値下げの相場がわかります。相手の反応が「話にならん」という反応になってもひるまない事です。
その他、お土産屋以外にも「タクシー」や「日本のガイドブックに載っていないような食堂」などでは「値切り交渉」をやってみる価値はあります。
地球の裏側へ行く旅行ですから、何事も「備えあれば憂いなし」です。しっかりとした、事前準備をしていくことでトラブルに巻き込まれないようにしましょう。
(Photo by 筆者)
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