八丁味噌に味噌カツ、味噌煮込みと、名古屋には多くの味噌料理があります。名古屋人にとって味噌料理はソウルフードでもあります。
名古屋では全国的に独特の豆味噌が発達しており、その代表的なのは八丁味噌です。これらは他の味噌より旨み成分が多く、熟成期間が長いため、煮込み料理に使っても風味が落ちないのが特徴です。
今回ご紹介するもやしの味噌和えは、別に名古屋の伝統料理というわけではありませんが、ある意味で名古屋らしい料理となっているのではないかと思います。
1人分の分量です。
もやし・・・1/4袋
乾燥わかめ・・・小さじ1杯程度
つけてみそかけてみそ・・・適量
つけてみそかけてみそとは、名古屋人にはお馴染みの味噌味調味料で、マヨネーズの容器みたいなものに甘い味噌が入っているものです。名古屋ではケチャップやマヨネーズと同じ感覚で、フライや野菜に味噌をかけます(本当です)
乾燥わかめを事前に水で戻しておきます。
調理している間でおおよそ戻るため、特に時間を計る必要はありません。
もやしを洗ったあと、頭と尻尾の部分(写真の赤線部分)を根気良く取り除きます。
そのままのもやしでも調理可能ですが、一手間かけたほうが抜群に美味しくなります。
掃除したもやしを同じ向きになるように皿へ盛り付け、電子レンジで1分間加熱します。
水に戻しておいた乾燥わかめを手で搾り、もやしの上に盛り付け、上から味噌をかけたら出来上がりです。
何かもう一品というときに、電子レンジで簡単調理できるためお勧めです。
ちなみに、この味噌ですが最近では全国的に販売も始めておりますし、名古屋駅のお土産売り場でも普通に販売しております。もし名古屋へおみえになった際には、是非ともお土産にどうぞ。
この味噌は、トンカツにかければ名古屋名物の味噌カツが出来上がります。
(photo by 著者)
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