人間でも苦しい便秘。猫は人間のように体の不調を訴えることができません。「あれ?最近便秘気味かな?」そう思った時にはとても苦しいのを我慢している状態かもしれません。気付いたらすぐに楽にしてあげたいですね。
著者が飼い猫の便秘の時に獣医さんに教えてもらい実践していた便秘解消法を紹介したいと思います。
人間と同じように食物繊維の多いものを食べさせるのがよいということで、獣医さんからさつまいもをキャットフードに混ぜて食べさせることを勧められました。蒸かして冷ました後、小さく切ってキャットフードに混ぜて食べさせます。
輪切りにしたさつまいもを水で濡らしてラップしたあとレンジで加熱すると簡単に蒸かすことができるのでおすすめです。
インターネットで調べるとキャベツやヨーグルトなども良いという情報がありました。著者の猫はさつまいもの食い付きが良かったので他のものは与えたことがありませんが、好き嫌いして食べてくれない時は他の食物繊維豊富な食材を試してみてもいいと思います。
獣医さんに相談したときに「運動不足ではないですか?」と言われました。著者の猫は年をとってきてからは寝転がっていることがほとんどの生活でしたので時間がある時はなるべく猫の相手をして遊び相手をするように意識しました。
猫の下腹部を「の」の字を書く様にマッサージして撫でてあげると軽度の便秘の場合、腸の働きを促し便通がきやすくなるそうです。慣れてきたり、便秘がかなり酷い状態だと腸の中で固くなっている便が触った感触で分かるそうです。
猫が嫌がる時は絶対にしないように獣医さんから注意されました。ストレスが逆に便秘の原因になることもあるそうです。
上記の方法で著者の猫は少しずつ便が出るようになりました。1週間実行しても便秘が解消される気配がない場合は改めて病院に来るように言われていましたので、上記の方法で効果がない場合は獣医さんに相談に行ったほうがよいと思います。
(イラスト by 著者)
(Photo by 足成)
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