実際に遊んでみよう
前のページではソーシャルゲームの面白さについて説明しましたが、やはり実際に遊んでみないと、本当の面白さはなかなか伝わらないと思います。
ここでは「日本語で遊べる」、「プレイしている人が多い」の2点を重視しつつ、「これを遊んでおけば間違いなし」という、オススメのソーシャルゲームを5本ピックアップして紹介します。
CityVille
さっきから何度も名前を出しているとおり、Facebookで遊べるソーシャルゲームの中でも「ド定番」と言える1本。ソーシャルゲームの基本がすべて詰まっており、プレイ人口もずば抜けて多いので、はじめて遊ぶ人にもオススメしやすい作品です。
ゲームの目的は、市長になって街を発展させていくこと。住民を増やせば増やすほど収入が増え、もっと多くの建物を建てられるようになっていく。建物や街並みのグラフィックもキレイで、箱庭作りのような楽しさがあります。
CastleVille
「CityVille」のファンタジー版。「CityVille」よりもこちらの方が新しく、細かいところがより遊びやすくなっています。まわりで遊んでいる人が多ければ、こちらの方がソーシャルゲームの入り口としてはわかりやすいかも。
「王国を発展させていく」という目的のほか、「闇の勢力との戦い」という大きなストーリーが同時に進行していくのが「CastleVille」の特徴。ゲームスタート時、王国のまわりは真っ暗な「闇」に覆われていますが、レベルを上げて外の世界を探索していくうちに、新しい住人と出会ったり、恐ろしいモンスターが登場したりと、目まぐるしくストーリーが展開していきます。
Indiana Jones Adventure World
ご存じ「インディ・ジョーンズ」が題材のソーシャルゲーム。冒険家となって、仲間と協力しながら、様々な秘境や遺跡を探索していきます。もちろんインディと協力して冒険するシーンも。
上の2作品のような「育てる」要素は薄めで、メインが「遺跡探検」という点がユニーク。遺跡には様々なワナや仕掛けがあり、まるでRPGのダンジョンを攻略しているような感覚。ちょっと変わったソーシャルゲームが遊びたい人に。
Hidden Chronicles
様々なモノが散乱したイラストの中から、指定のアイテムをどれだけ早く見つけられるか、というパズルゲーム。なかなか言葉では説明しにくいルールですが、たとえば下のイラストから、「金魚」「はさみ」「真珠のネックレス」「オレンジジュース」「サングラス」「猫」を見つけ出せ――なんてことを言われたりします。今までの家庭用ゲームの文脈にはなかったゲームで、遊んでみるとこれが面白い。
とってつけたような「育てる」要素も一応あって、ポイントを稼いで屋敷の庭をデコレーションしていくと、なぜか新しいステージが開放されていくという仕組み。友達の庭を訪問したり、友達とスコアを競い合ったりして遊ぶのも楽しい。
Mafia Wars 2
「Mafia Wars」と言えば「怪盗ロワイヤル」の元になった大ヒットゲームとして知られていますが、その続編がこの「Mafia Wars 2」。前作から大きく様変わりして、「CityVille」のような「街作り」の要素がメインになりました。
育てた街はそのまま自分のシマ（ナワバリ）になり、取り立てたお金でキャラクターを強化したら、いよいよライバルの街を襲撃。ライバルをぶっ倒し、建物に火をつけて金品を強奪――と、悪の限りを尽くしましょう。協力するだけじゃなく、ヒリヒリする「対戦」も楽しみたい人にオススメのゲームです。
余談ですが、殺伐とした世界観のわりにキャラクターはなぜかレゴ風でかわいい。
友達が遊んでいるゲームを見つけよう
ソーシャルゲームを遊ぶ際に重要なのが、必ず「友達と一緒に遊ぶ」ということ。一人で遊んでも、それはではただのゲームです。
Facebookには面白いソーシャルゲームが山ほどありますが、日本人がよく遊んでいるものとなると意外に少ない。その点、上で紹介したタイトルは日本人にも人気が高く、一緒に遊んでいる人を見つけやすいのが特徴です。ぜひ友達と一緒にプレイして、「誰かと体験を共有しながら遊ぶ」楽しさを味わってみてください。
次の記事では最後に、ソーシャルゲームを遊ぶ上でおぼえておきたい、いくつかの注意点について触れます。
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