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夫婦関係に愛をとりもどす「魔法の言葉」の使い方

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はじめに 1月31日は1(I)31(さい)の語呂合わせから愛妻の日。2月2日は夫婦感謝の日、毎月22日は夫婦の日と、1年に何度も夫婦の愛を確かめる日が定められています。 しかし、それでも愛は薄れゆくもの。夫婦の間にあった愛情から、いつしか愛が消え、情だけの関係になる。こんな悲しいことはありません。 そこで、夫婦関係に愛をとりもどす魔法の言葉をご紹介します。 愛の奪還理論 CHAPTER1:ドキドキの代わりに 愛は常に形を変えます。「結婚してもずっとドキドキしていたい」というのは、狭心症にでもならないと不可能です。では、「ドキドキがなくなる=愛が薄れる」なのでしょうか? それは違います。ドキドキをもたらす『感情の愛』は別の形に姿を変え、二人の間に存在しているのです。ドキドキの代わりにあるものは、二人の信頼感や歴史が作り出す『絆の愛』です。 長く時間を共にした夫婦ほど『感情の愛』が『絆の愛』へと置換されていくのです。それを認識することが、愛をとりもどす第一歩です。 CHAPTER2:会話の力 『絆の愛』はとかく埋もれていくもの。『絆の愛』が記憶の底に埋もれたとき、二人は愛が薄れたと感じます。薄れたのではなく、忘れているだけだというのに。 心理学においては、スキンシップが心の距離を縮めると言われます。しかし、スキンシップをひと回りもふた回りも終えた夫婦にとっては、下手なスキンシップよりも、少しの会話の方が心を近づけるときがあります。 同じ素晴らしい景色を見て「綺麗だね」「そうだね」と言いあう。そんな簡単な会話こそが二人の心を近づけ、記憶に埋もれた『絆の愛』を掘り起こすのです。 CHAPTER3:魔法の言葉 とはいえ、夫婦の心の距離を縮めるほどの景色、出来事と出会えることはそうありません。そこでひとつ、魔法の言葉をご紹介したいと思います。 その言葉とは「そういえばさぁ」 これが魔法の言葉です。なんだそれと思うかもしれません。しかしこれこそが、突拍子もない苦しまぎれの「愛してる」よりも、ずっと二人の絆を深める言葉です。 一緒にテレビを見ているとき、ベッドで同じ天井を見上げているとき、貴方の隣にいる人に「そういえばさぁ」と話しかけてみて下さい。その次に出てくる言葉はきっと思い出話です。 ここで大事なのは、面と面を突きあわせて話すのではなく、同じ方向を見て会話すること。対面で話すと口論になりがちです。 「そういえばさぁ、最初に映画見に行ったとき…」 「そういえばさぁ、一緒に箱根行ったとき…」 「そういえばさぁ、プロポーズの時に…」 二人の歴史や思い出は『絆の愛』を構築しているもっとも大きな要因です。感動するエピソードはなくても、失敗談でも笑い話でも二人で共有した思い出があるはずです。週に1度、魔法の言葉を使って、記憶の底にある絆を掘り起こしてみましょう。二人で作った思い出こそが、どんな絶景よりも心を1つにしてくれることでしょう。 愛をとりもどす実践方法例 用意するもの 残りの愛 勇気 思い出 STEP1 土曜の夜、深呼吸して心を落ち着かせます。入浴を済ませベッドの上で雑誌を読みながら決戦に備えましょう。円滑な会話ができるように水分の摂取と発声練習をしておくとGood。 STEP2 妻(旦那)の就寝にあわせ、眼鏡を外して雑誌を置きます。あえて妻(旦那)に視線を向けず、枕に頭を置いて目を閉じます。 STEP3 消灯後、眠りに着く前(個人差はあるが、18秒後くらいがベストか)に勇気を振り絞って口を開く。なにも考えずに一言「そういえばさぁ」… 「ん~?」と反応が返ってきたら、思いついた思い出話をします。 寝息が聞こえてきたら、唇を噛み締め、次週にリベンジを誓いましょう。 おわりに 長年連れ添えば、会話なんかなくても心が通じ合っている。そんなのは嘘です、幻想です。 わかったつもりになってるだけです。話さなければわかりあえません。魔法の言葉でもう一度、二人の絆を確かめ合ってみてはいかがでしょうか。 (Photo by http://www.ashinari.com/2006/10/02-000209.php)

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