はじめに
「年下の彼氏」が珍しくなくなった昨今、年下デビューに興味を持つ女性は多いのではないでしょうか。
年下彼氏を持つ利点といえば、かわいい、肌がキレイ、体力もある、「昔の俺」に関する自慢エピソードが少ない、など。また、年上男性のやや行き過ぎた少年らしさに幻滅した経験があるあなたも、相手が年下であれば許容範囲がぐっと広がり、愛らしいと思えるはずです。
年下彼氏ができたけど、いまいち付き合い方がわからない…今回はそんなあなたのために、年下彼氏との付き合い始めに覚えておきたいポイントと、長い関係を築くための心得をご紹介します。
付き合い始めに覚えておきたい2つのポイント
1:実務面4割リードの法則
年上女性がアピールすべきポイントは、やはり、しっかり者であること。つまり彼をリードできる裁量です。しかし年上だからと気負ってすべてにイニシアティブをとるのは逆効果。下手したら自分勝手な女と思われかねません。リードするのは地味な実務面に徹しましょう。要所で男性に華を持たせられる心の余裕が必要です。
デートでは「中華がいいな」などフワッとした案でなく、具体的に行きたい店の候補を複数挙げて選択肢を作り、彼に最終判断を任せます。ひとりですべて引っ張るのではなく、相手にも適度なリードを取ってもらうのが大事。ベース4割を固めておき、残りを彼(と成行)に委ねます。
ソフトな仕切り、やんわり世話焼き。さりげなく男性を立てる気遣いができれば完璧です!
2:デート代4割負担のススメ
一般的に、年上男性との付き合いでは、デートでの出費は自然と男性側の負担が大きくなります。では相手が年下だったら金銭面は?
年下彼氏に物を買い与えるのに喜びを感じるお姉さんもいらっしゃるでしょう。それは自由です。しかし、年上という理由だけならば、女子が支出を全面的に負担するのは避けましょう。自分の感覚や収入に見合わなければ、どうせ長続きしないだけのこと。
面と向かって話しにくいことだけに、初期の流れが暗黙のうちに定着しがち。だから最初が肝心です!相手の収入や金銭感覚にもよりますが、ここも最初はひとまず4割負担で様子を見るのをオススメします。例えば、レストランでの会計のように目立つものは彼にまかせ、映画代など地味な出費を「ここは私が」と請け負うと、男性を立てることにもつながり一石二鳥。
ただし、時には男のプライドが絡むこともあすので、「彼がすべて支払う」と明言した場合は、素直にお任せしましょう。デートを重ねるうちに少しずつ相手の経済状態も見えてきて、お互い快適に感じるバランスが見つかります。
きっちり割り勘も味気ないので、一歩引いて4割負担あたりで様子を見るのが無難ですよ。
もしも年齢だけに甘んじて女性に経済的支えを期待する年下男であれば、その男はロクデナシの可能性大。早めに見切るのが賢明です。
年下彼氏と長く付き合うための心得
自分磨きは全力投球
外見を気にするなんて薄っぺらい、彼は私の中身を愛してくれるんだもの。そんな夢物語に共感できるほどおめでたい年齢ではないあなた。自分の外見にはたっぷり気を使いましょう。
年下彼氏ができると一度はよぎる不安、それは自分が先に老けること。年下彼氏の同級生ガールズとばったり鉢合わせ、弾ける若さに愕然、「加齢により彼との見た目年齢差が開く日がいつかくるのでは…」など余計なことを悩みすぎてハゲかけた経験がある筆者です。肌も体型も気合いを入れて磨きましょう、継続的に。
年下彼氏の存在は、プレッシャーでなくモチベーション。若さにしがみつくのではなく、美しく年齢を重ねるための努力です。そこを間違えないように!
おわりに
恋人同士の関係は、本来、お互いに支え合うもの。年齢に関係なく、どちらかがすべて一方に頼り切ってしまう関係は、なかなかうまくいきません。もちろんカップルによってバランスは違います。付き合いが長くなるにつれて、ちょうど良いバランスを自然と見出すことができるでしょう。
年下彼氏への気遣いやリードを通し、時には彼を育てている感に酔いしれるのもよし。そして同時に自分も磨けて成長できる関係であれば、理想的ですね。
(Photo by ハートの気持ち03 By.Motoko Alexander(photost.jp))
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