妊娠中は体調が劇的に変化します。それには個人差があり、みんな同じとは限りません。
ここでは執筆者の妊娠中の体調や症状を妊婦期の折り返し地点と言える妊娠5ヶ月を境にまとめまてみました。妊娠前には感じなかった症状がたくさん現れて、まるで自分の体とは思えないほど。症状がどのように変化していったのか、解説します。
十分睡眠をとったはずなのに、朝起きてから夜寝るまで何もしなくても常に眠たかったです。
妊娠前に比べて、体温が上がりました。いつも冷え性の筆者でしたが、常に手足が温かく感じました。
つわりによって自分が何もできないことでイライラしたり、少しのことで悲しくなったり、感情が敏感になりやすかったです。主人がひとりで外出してしまうことですら、悲しく感じてしまう時期でした。
家事どころか日頃の生活もまともに送れないほど常に吐き気がありました。食べつわりだったので、食べて寝ての繰り返しの日々でした。
食べつわりで着るものは毎日スウェットにスッピン。食べつわりで寝ては食べの生活を繰り返していたせいか、着々と太っていったころで、まだそれに気づいていませんでした。
寝ても寝ても眠かった妊娠初期に比べると常にあった眠さがなくなってきて、普通の生活と同じ生活を送れるようになりました。
感情の起伏が激しかった妊娠初期と比べると、妊娠前のように落ち着いて物事を考えられるようになりました。
まだつわりが残っていましたが、何かをしたいと思うようなやる気が出てきた時期でもあったので、太りすぎの解消も兼ねて散歩をはじめました。
太ったことに気付いたのはちょうどこの時期。そして産婦人科で叱られました。
つわりが残っていたのでバランスのいい食事をして、運動してのようなことをしてなどの理想的な妊婦生活は厳しかったので、とりあえずは体調のいいときだけ昼間の暖かい時間に30分ほど30分ほど散歩をするようにしました。
長いつわりも妊娠後期を迎えた頃ようやくおさまりました。それについで、次はお腹が大きくなり内臓が圧迫され常に気持ち悪かったです。
すっかり太りきってしまい、出産1ヶ月前の体重は妊娠前と比べるとなんとプラス15キロ。
産婦人科で徹底的に指導を受け、とにかく太らないようにと、安産を兼ねて低カロリーの食事を作って食べ、朝晩は毎日30分必ず散歩をするように言われたので、言われた通り出産日まで続けました。
精神的にはとても安定していた時期でしたが、さらに大きくなるお腹を支えるのに、足が痛くなったり、むくんだり、お腹は気持ち悪くて大変な時期でした。
妊娠中の体は、普段の体調や症状とは打って変わって劇的に変化します。まるで自分の体ではないみたい。それについていくのは大変ですが、待っていてはくれないので工夫して上手に乗り切っていきたいですね。
この時期の体調や症状は、いずれ来るべき更年期の自分の体調や症状だとも言われているそうです。妊娠を機に自分の体調や症状を知るきっかけとなればさらに自分の健康管理に役立つのではないでしょうか。
(Photo by http://www.ashinari.com/2009/05/10-019615.php?category=269)
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