妊娠はとてもうれしいもの。でもその喜びもつかの間、妊娠のはじめの関門がつわり。
中でも「食べつわり」は食べていないと気持ち悪くなってしまうタイプのもので、食べ物の好みが過剰に偏ってしまう時期です。
妊娠中の食生活はバランスよく、と言われていますが、では食生活はどうなってしまうの？と疑問に思う人も多いはず。
そんな食べつわりにぴったりの食べ物や、つわり期を上手に乗り切る方法をご紹介します。
食べつわりだけでなく、つわり期はとにかく食べ物の好みに個人差が出ます。
味の好みもありますが、その好みの多くは香りによるもの。筆者も今まで好きだった香水やシャンプーの香りもつわり期はダメになってしまいました。気持ち悪くなったり、ひどければ吐いてしまいました。
妊娠前はまったく気にならなかっただしの香りもこの時期だけは嗅ぐと気持ち悪くなってしまい、みそ汁やそうめんなどのさっぱりした物でも嗅いだり食べたりすると気持ち悪くなりました。お弁当もふたを開けると湯気が立ち上るとその香りで気持ち悪くなったものです。
この時期に食べるものは湯気がでなくて酢がベースの冷やし中華やちらし寿司、酸味と甘みがほどよく感じたパイナップル、みかんゼリーなど。これらは食べると気持ち悪くならずにおいしくいただけました。
どうしたわけか、筆者はお弁当など暖かい食べ物を食べると気持ち悪くなることが多々ありました。そのようなときは、おいなりさんやちらし寿司など冷たい食べ物を食べるのがいいでしょう。
冷やし中華、果物ゼリー、パン、シャーベット、お寿司のシャリ、味付けが酢がベースの食べ物か甘いものが気持ち悪さを緩和させてくれました。
だしを使った料理、炊き立ての白米、魚介類やお肉など。そうめんはさっぱりしているので気持ち悪いときにいいと思われがちですが、だしがベースなので逆に気持ち悪くなってしまいました。
空腹になるとたちまち気持ち悪くなってしまうので、空腹を避けるために手軽で好みの、おいなりさん、果物ゼリーなど開けてすぐに食べられる食べ物を常備。お腹が空く前に食べるようにしていました。
空腹に任せて食べ続けていると太ってしまい、難産や妊娠中毒症などの危険があります。一食分をこまめに分けて空腹にならないように食べると気持ち悪くならずにすみますよ。
食べつわりピーク時はとにかくお腹が減ると気持ち悪くて食べたくなります。でも、筆者の場合は食べ続けてしまい、初期の初めの頃に太ってしまいました。
食べ過ぎて太らないためにも、気持ちが悪いときは寝て乗り切るのも手です。
寝ている間だけはつわりの気持ち悪さから解放されるので、食べる行為を抑えることができて肥満防止になりました。
食べつわりに限らず、人によって個人差が激しいのがつわりです。お腹に宿った命にバランスのいい栄養を与えるのは重要ですが、つわり期の間は、食べられるものを食べられるだけ食べて、つらい時期が過ぎるのを待ちましょう。
つわりがあるのは、赤ちゃんが元気な証拠。そう思うと、つらいつわりも少しは緩和されるのではないのでしょうか。
（Photo by オレンジゼリー photo by：Motoko Alexander（photost.jp）））
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