筆者の場合、妊娠してすぐと、産後すぐにやってきたマタニティブルー。
原因は女性ホルモンの急激な増減によるもので、症状が出る出ないにかかわらず誰にでもおこっていることのなのだそうです。だからタチが悪い!
そんなマタニティブルー期の対処法をご紹介します。
マタニティブルーになった「妊娠してすぐ」と「産後すぐ」の時期。この時期のマタニティブルーについてまとめてみました。
マタニティブルーになったのは妊娠が発覚してすぐの、だいたい妊娠8週目あたりのこと。いつも通りに夕食の準備をしていました。そしたら、急につわりの症状が出てきて気持ち悪くなり…。自分でもよくわからなかったのですが、食事の準備ができないことが悲しくなってきて、涙が出てきました。
いつもは食事の準備ができないくらい体の具合が悪かったら、その場で「すぐに休もう」と思えるはずなのに、なぜかそのときはそうならず…。
主人にそのときの気持ちを話したら、「無理しなくても食事は買えばいい」と言われ、その一言に大きく救われました。
当時、食事の準備をすることに不思議なくらい気分が乗らない上に、つわりで気持ち悪くなってしまうことが続いたので、食事の準備は当分しないことになりました。
そのときは何が何だかわかりませんでしが、後々、育児書を読んだらマタニティーブルーだったことが発覚。「この時期はすべてに不安を感じてしまって当然の時期」だと書いてありました。筆者の場合、「家事をしなくちゃいけない」と思い焦ってしまったようです。
「この時期はすべてに不安を感じてしまって当然の時期」という言葉を忘れないようにすることで、その不安な心を落ち着かせることができました。
産後のマタニティブルーにかかったのは、出産二日目のことでした。うまく母乳が出せずにいたところ、日頃言われても気にならないような看護婦さんのささいな一言に傷ついて涙が出てきました。
さらに産後は心身ともに興奮しているせいか、寝不足の毎日で体と心の疲れも頂点でした。それに追い打ちをかけて、翌日から母子同室になる日でとても焦っていたのです。
やさしい看護婦さんで、マタニティブルーに理解があったのか、「母乳が出なくて悲しい」と話したら、「わからないことがあったら何でも相談しなさい」と言ってくれて不安を取り除いてくれました。寝不足についても看護婦さんに相談したところ、「母子同室は先延ばしにする」と言ってくれたことで不安は大幅に減りました。
さらに妊婦さん用の睡眠薬を処方してもらえました。飲んだところ、その晩はぐっすり眠ることができ、精神的不安が大幅に減りました。
このような出来事も後々育児書を読んだら、マタニティブルーであることが発覚。「憂鬱になって当たり前の時期」だと書いていました。それを読んで、これからの子育ては焦らずのんびりしていこうと思い、上手に乗り切ることができました。
マタニティブルーはわからないことだらけ。このときに役立ったものは、育児書と産婦人科の看護婦さん、主人の協力だったと思います。
育児書があれば「これはマタニティブルーだ」と自分で気づくことができるので、妊娠したら1冊は持っているといいかもしれませんね。
(Photo by http://www.ashinari.com/2011/10/16-351758.php)
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