結婚式の引出物は、来賓に感謝の気持ちを伝えるもの。 今はしきたりにとらわれず、新郎新婦が贈りたいものを贈るのがメジャーになっています。
タブーなしきたりに該当するものでなければ、筆者もそれに賛成。
新郎新婦がふたりで協力して選んだものであれば、どんなものでも素敵ですよね。
でも、贈る側としては必ず使ってもらえるものを贈りたいのが本音です。
では、ここで筆者が選んだ引出物の解説をしていきましょう。
以前出席した友人の結婚式の引き出物に、お皿、かつおやこんぶの詰め合わせが入っていました。
こんなことを言っては失礼で、縁起を担ぐものだからあって当たり前ですが、正直独身の私がもらってもかつおやこんぶは実用性がなく…。
昔は結婚式のたびにお皿をもらっていたようで、実家にはすごい数のお皿があります。
結局これらの引出物は母親に渡しましたが、このお皿は使われることなくタンスのこやしに。
そんな理由で、結婚式の縁起をかつぎつつ、老若男女問わず誰がもらっても実用性があって、包みを開けたときに喜んでもらえるものにしよう!
そう思ってこのような引出物を選びました。
予算
1000円
選んだ理由
以前、友人の結婚式の引出物に入っていたバームクーヘン。どうして結婚式にバームクーヘン?と疑問に思い由来を調べたら次のような由来がありました。
『バームクーヘンにある年輪の重なりがあるように、いつまでも仲良くいられるように』
というドイツ発祥の由来があります。
バームクーヘンは昔からあるお菓子で私のおばあちゃんも食べていたし、そして子供の頃の私や兄弟、私の友人も大好きだったことで子供たちにも年齢問わず人気があります。
バームクーヘンが嫌いと言う人に今まで出会ったこともありませんし、なんと言っても新郎新婦の大好物。
そんな理由と、バームクーヘンの縁起をかついでこれに決定。
探し方
どこのバームクーヘンにしようかお店選びに困っていたところウェディングプランナーに相談してみました。
するとある引出物のカタログを提案してくれ、そのカタログの中から一番シンプルなプレーンタイプのバームクーヘンが誰の好みにも合いそうだからいいね、とふたりで選び決定しました。
予算
3000円と5000円の二種類
選んだ理由
以前、友人の結婚式の引出物ではじめてカタログギフトをもらったときの話。
引出物でこんな自由に好きな商品を選べるものがあるのかと驚いたのと同時に、自由に選べるからもらった側も好みのものが選べていい!そう思ったのです。
だから、筆者の結婚式の引出物も絶対カタログギフトにしようと思っていました。
何よりも来賓にお祝いしてもらった感謝の気持ちを伝えたいので、喜んでもらえるものにしたかった。そして必ず使ってもらえる引出物にしたかったのでカタログギフトに決定しました。
来賓毎に祝儀の予算を前もって考えて、日本の風習通り半額返しで予算を決定。
高額を包みそうな職場の上司と親戚には5000円のカタログ、友人には3000円のカタログにしようと、カタログの金額を決めました。
探し方
ウェディングプランナーに引出物はカタログギフトにしたいと伝えたところ、サンプルを用意してくれました。
何種類かのカタログギフトの中から予算内で一番商品のバリエーションが豊富なものに決定しました。
予算
250円
選んだ理由
ウェディングプランナーが『見送りでドラジェをひとりひとりに渡す方もいるんですよ。』と、教えてくれました。
ドラジェとは、ヨーロッパで子宝を約束する幸運の祝い菓子。
素敵な由来だと思いました。その由来を教えてもらったときに、来賓に感謝を伝え、これからもお願いしますという気持ちをこめ、ドラジェを渡したい!と思ったので取り入れました。
探し方
ドラジェ自体どれも大差がないものなので、ウェディングプランナーと取引のある地元のおいしいと評判のお菓子屋さんへ注文してほしいとお願いしました。
ただし、ドラジェの丸くカラフルである部分は見せたかったので、透明の包みでのラッピングをお願いしました。
結婚式の引出物と言っても今は実にさまざまなものがあります。
新郎新婦の感謝の気持ちをこめて、ふたりで協力して選びたいですよね。
(Photo by http://www.ashinari.com/2012/04/04-360215.php?category=8)
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