世の中には、職場でも、家庭でも「あー…もうこの人なんでこんなに小さいんだろう」と思ってしまう人がいます。イライラを通り越して憐みの目でみられることもしばしば。小さい男にならないためには、まずは「小さっ!」と思われるのはどんな行為なのか知っておくことが重要です。
キレるというのは若い人だけではありません。しかも、いい大人がすぐに怒鳴るというのは見ているほうも嫌になります。
ため息をつきたくなることも世の中にはたくさんあるでしょう。けれどこれ見よがしに大の大人がため息をついているのは見てて情けないです。
自分は何も行動しないのに、批判ばかりしている人って、いますよね。批判することも必要ですが、代案も持たずに批判ばかりしているというのはどうでしょうか。「こうすればいいのにね」と言える人のほうがかっこいいです。
気持ちはわからないでもないですが。それを必要以上にアピールする必要はありません。
人に言うのなら自分もやりましょう。自分は大丈夫。そう思っている人ほどこの傾向がありますよ。
過去は過去です。変えられません。現在と未来を見ることができない人は器が小さいですね。
世の中思い通りにならないことだらけ。それをどうするかで真価が問われます。
否定を大きく受け止めてこそ器の大きな男です。
「自分に責任がある」…このくらいの度量をもって仕事をしましょう。
「自分はその意見には初めから反対でした」と物事のおわりになって言うのはどうでしょう。やると決まったことは成功するように努力しましょう。
お茶汲み、電話応対、書類のコピーなどの単純作業は女性がやる仕事と決めつけるのは全くいただけません。
おこってしまったことはしょうがないのです。その解決策や善後策を考える方が大切でしょう。
今は女性でも学歴は高くなってきました。筆者は理系大学を卒業していますが、聞かれてそう答えると「理系女子って、かわいくないよね。」とか、「俺だって頭いいんだけどさ。」と言って来る人がいます。学歴だけではなくその人自身で判断できないというのはマイナスです。
「税金もらっているくせに」とか、「お前らの給料は俺の税金だ」とか…筆者が公務員だったときにはよく言われました。器の大きな人は「役所勤めも大変だよね」などとねぎらってくれます。
自分をアピールしたい気持ちはわかりますが。まずは相手の話を聞きましょう。
今は自立して稼いでいる女性も多いので、おごられると反感を持つ人もいます。けれど細かい額までは割らず、100円や1000円程度は自分がもつようにしたほうがいいでしょう。
一つや二つは武勇伝でしょうが、いくつも言われると「それしかないんだ」と思われます。
聞いているほうも滅入ってきます。
「文句いうなら辞めるか、TOPにたてばいい。それができないならしっかり働け。」と思われたりします。
店員を自分よりも立場が下と見てしまっているその態度がすでに小さいのです。
器の大きな人になるというのはけっこう大変です。周りを見てこのような人になりたいと参考にするのがよいでしょう。
努力しようとしている人は、もうすでに器の大きな男に近付いていますよ。がんばってください。
(Photo by http://www.ashinari.com/2011/07/30-348646.php)
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