嬉しい身内のお産。新しい家族の誕生に、すぐにでも赤ちゃんの顔を見に行きたくなります。でも、産婦さんは出産という大仕事を終えたばかり。お産のお見舞いは、産婦さんの負担にならないように心配りが大切です。
身内のお産お見舞いに行くタイミングや注意点、持っていくと喜ばれるものについて、筆者が義妹のお見舞いをした経験をもとにご紹介します。
お産のお見舞い、いつ・どこに行くのが良いかは、出産する本人の希望を聞いておくことが大切です。病院に行くのが良いか、退院後に自宅や実家に行くのが良いか、事前に聞いておきましょう。
筆者の場合、義妹と話したところ、出産後は遠方の実家へ里帰りするとのことで、お見舞いは病院に行かせてもらうことにしました。
お見舞いに行くタイミングは、出産後すぐは避けましょう。産婦さんの体調が落ち着く頃を見計らい、産後3~4日目以降が良いのではないでしょうか。
病院によっては、面会は夫と両親のみ、というような制限がある場合があります。あらかじめ確認しておきましょう。面会時間や赤ちゃんと会える時間帯、授乳の時間などについてもきちんと調べておくと安心です。
また、産婦さんは出産後の体調や気分によって、面会が負担になる場合もあります。事前に約束があったとしても、お見舞いに行っても良いかどうかを再度確認しましょう。メールなどで以下のように聞いてみてはどうでしょう?
病院にお見舞いに行きたいと思っていますが、体調はどうですか?もし、しんどいようでしたら、遠慮なく言ってね!
大人数でおしかけると、産婦さんも疲れてしまうし、相部屋の場合、同室の産婦さんたちにも迷惑をかけてしまいます。なるべく少人数でうかがい、面会用のスペースを利用するなどの気遣いも忘れずに。
嬉しい気持ちから、ついついお喋りも弾んでしまうかもしれませんが、お見舞いの時間は長くならないように気をつけましょう。
自分が風邪などの体調不良の場合は、産婦さんや赤ちゃんへの感染の心配があります。お見舞いは遠慮しましょう。
病院へのお見舞いに持っていくのは、産婦さんに喜んでもらえるようなプチギフトがおすすめです。小さな花束やハーブティ、ボディケア用品など、ちょっとしたプレゼントはいかがでしょうか。
筆者はボディ用化粧水とハンドクリームのセットを贈りました。
また、入院中の気分転換に、雑誌や漫画などを差し入れするのも喜ばれます。
なお、出産祝いのプレゼントは退院時に荷物になってしまうので後日が良いでしょう。現金の場合も、人の出入りの多い病院で渡すより退院後に渡すほうが安心です。
お産のお見舞いは、身内であっても産婦さんの体調や気分を第一に考え、負担をかけないように気をつけましょう。そして何より「出産、お疲れさま」というねぎらいの気持ちを伝えることが大切です。
新しい命の誕生の喜びを、産婦さんとともに分かち合ってくださいね!
(Photo by http://www.ashinari.com/2010/11/18-342508.php)
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