妊娠中期とは、妊娠5ヶ月~7ヶ月の期間を指します。一般的には、妊娠5ヶ月を過ぎると、いわゆる「安定期」とされ、母体も胎児も文字通り安定する時期といわれます。
つわりもおさまり、お腹もそれほど大きくないので身動きしやすい妊娠中期。筆者がどのように過ごしていたかをご紹介します。
筆者の場合、妊娠初期はつわりで思うように食べられなかったため、栄養面を考えた食事をとることができませんでした。妊娠中期に入り、つわりが落ち着いたところで、母体に必要な栄養素を考えた食事をとるようにしました。特に意識して摂取したのは「鉄分」「カルシウム」です。
妊婦によく見られる貧血症状を予防します。筆者がよく食べていたのは、「ひじき」「納豆」「ほうれんそう」「切り干し大根」「あさり」などです。
妊娠中はお腹の赤ちゃんの歯や骨を作るため、母体のカルシウムが不足しがちです。筆者がよく食べていたのは、「桜エビ」「しらす」「ししゃも」などです。「牛乳」や「ヨーグルト」も適度にとるようにしていました。
妊娠中だからあれを食べなきゃ、これも食べなきゃ・・・と考えすぎると、プレッシャーです。基本的にバランス良く食べることを心がけていれば良いでしょう。また、筆者は調理も簡単に、“茹でるだけ"“混ぜるだけ"といった手間のかからない方法にしていました。
日本では、妊婦が妊娠5ヶ月に入った最初の戌の日に、腹帯をして安産を願う風習があります。妊娠5ヶ月に入り体調が安定してきたら、神社に安産祈願のお参りに行ってみてはいかがでしょうか。
筆者は、妊娠5ヶ月に入った最初の戌の日がたまたま日曜日だったため、夫と一緒に、安産祈願で有名な神社に出かけてみました。ちょっとしたリフレッシュになり、出産に対して前向きな気持ちになれました。
体調や天候、都合などによっては、お参りに行く日は、必ずしも“妊娠5ヶ月の最初の戌の日"にこだわらなくて良いと思います。
初めての妊娠の場合、夫婦ふたりで旅行に出かけることができるのも、出産するまでの間です。安定期に入り、けれどまだお腹が大きくなりすぎていない妊娠中期に、夫婦で旅行に行くことをおすすめします。
筆者は、妊娠6ヶ月のときに、車で2時間ほどの場所に、夫と一泊旅行に出かけました。温泉にゆっくりつかり、おいしい料理を食べ、楽しい時間を過ごすことができました。
妊娠中の旅行は、無理をしないことが大切です。移動が楽な近場がおすすめです。遠くまで行かなくても、近くのちょっとハイクラスのホテルに一泊するのも良いですね。旅行には母子手帳を持っていくことを忘れずに。
つらいつわりから解放され、母体も赤ちゃんも安定する妊娠中期は、出産に対して前向きな気持ちを感じ始める時期ではないでしょうか。また、妊娠期間の中で、もっとも身動きが取りやすい時期でもあります。
体を大事にしつつ、楽しい時間を見つけることで、体も心もリフレッシュされると思います。
自分なりの素敵な時間の過ごし方を見つけて、充実したマタニティライフを過ごしてくださいね!
(Photo by http://www.ashinari.com/2012/02/06-357551.php)
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