Excelの円グラフが見易くなるポイントを、「Windows7」と「Excel 2010」を使って説明します。
円グラフが見易くなるポイントは、次の5点です。
グラフの種類
データラベル
タイトル
凡例
テキストボックス
下の表を使って、これらのポイントを説明します。
データラベルのポイントは、表示と書式の2つに分けています。
円グラフは構成比を表すグラフですが、具体的な数値がイメージ出来ると、より役立つグラフになります。そこで、グラフをドーナツ型にし、ドーナツの穴に全体量を表示します。
グラフにするデータの範囲を選択します。
「挿入」タブの「その他グラフ」をクリックします。
「ドーナツ」をクリックします。
ドーナツ型のグラフが表示されます。
構成比が詳しく分かるように、パーセンテージを表示します。
グラフを選択すると、「デザイン」、「レイアウト」、「書式」タブが表示されます。
「デザイン」タブの「グラフのレイアウト」で、タイトル、凡例、パーセンテージが表示されるものをクリックします。
タイトル、凡例、パーセンテージが表示されます。
タイトルを付けると、何のグラフか分かり易くなります。
表示されているグラフタイトルを編集します。
凡例は、グラフの下にあると分かり易いです。
凡例をダブルクリックします。
「凡例の書式設定」ダイアログボックスが表示されます。
「凡例の位置」で下を選択し、「閉じる」ボタンをクリックします。
凡例が、グラフの下に移動します。
データラベルが見難いので、白色にします。
データラベルは黒色のままで、データ要素の色を変えてもかまいません。
データラベルを選択します。
「書式」タブの「文字の塗りつぶし」をクリックし、白色を選択します。
これでデータラベルの書式設定が完了しました。
テキストボックスを使って、ドーナツの穴に全体量を表示します。
「挿入」タブの「テキストボックス▼」をクリックし、「横書きテキストボックス」をクリックします。
ドーナツの穴にテキストボックスを描画し、全体量を入力します。
簡単に設定出来るので、皆さんも試してみてください。
(キャプチャ by 著者)
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