筆者は京都生まれで子供の頃から関西の味で育ちました。当然「粉もん」は身近な食文化。お好み焼きやたこ焼きは普通に家で作る物でした。
結婚した相手が神戸っ子で、そこで初めて「そば飯」というのを知りました。同じ関西でも知らないことがお互いにあるものです。夫は子供の頃から普通に食べていたとのこと。最近は居酒屋のメニューにも出るほどポピュラーになりましたね。
そこで今回は本家、神戸っ子直伝の家庭の味「そば飯」の作り方を紹介します。
豚肉 適宜(今回はモモ薄切りを使用)
キャベツ 適宜
人参 適宜
ピーマン 適宜
焼きそば 1玉
ご飯 茶碗1杯
焼きそば用粉末ソース 2袋
サラダ油 適宜
豚肉はひと口大より小さめに、キャベツ、人参、ピーマンは粗みじん切りにします。火の通り具合を考えて人参は少し小さめにしておきます。
そばは縦横にざく切りして短くしておきます。
フライパンを熱しサラダ油を敷いて、豚肉を炒めます。肉の色が変わったら人参、ピーマンの順に加えて炒めます。
そばを入れほぐしながら炒めます。
そばがほぐれたらキャベツを混ぜ入れます。キャベツは炒めすぎると水っぽくなるのでこの段階で入れます。
ご飯を入れてフライパンをあおりながら炒めます。
冷ご飯が固い場合は、予め電子レンジで少し加熱しておくとほぐれて混ぜやすくなります。
十分に全体が炒まったら粉末ソースを入れ万遍なく全体にからまるように炒めます。
粉末ソースでなくても、液体の焼きそばソースやとんかつソースなどお好みで。
お好みで青のり、紅ショウガなどトッピングして召し上がれ!
野菜はあり合せのもので大丈夫。炒飯を作る時のように冷蔵庫の残り野菜で作れます。ただし、水分が出るものを使う時はなるべくスピーディーに炒めましょう。
3玉入りのむし焼きそばを我が家では冷凍しておいて、ご飯が残った時によく作ります。簡単なので是非お試しください。
(Photo by 著者)
↧