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北海道旅行を自分らしく楽しむコツ

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著者は季節や目的に応じて北海道内をレンタカーやバス、電車、時には自転車で周遊する旅をしてきました。 雄大でスケールの大きな北海道を無理なく自分らしく楽しむにはテーマ(目的)を決めて、その内容にあわせて旅のアイテムを選ぶことをオススメします。 この記事ではnanapiユーザーの体験を元にしたHowtoを紹介しています。ここに示したものは一例としてお考えください。 北海道は広大なだけに、本当にたくさんの魅力があります。 雄大な北海道の景色をのんびり観賞しながら、周囲の景色とともに楽しむ旭山動物園や美術館。自分で作ったり、食べたりする新鮮なホクホクグルメ、ホテルに着いたらゆっくり温泉に入りたいなど、初めての旅だからこそ「たくさんの魅力を満喫したい」方は、「道内観光バス」を上手に利用することをオススメします。 はじめての場合、バスと同じ移動距離、各ポイントでの滞在時間を考えると、レンタカーは体力的にかなり負荷がかかります。また、思っていたよりも時間がかかることが多く、その時間差がかなり大きくなってしまいます。 安心して「よくばりな旅」を楽しみたいなら、最初は北海道リゾートライナーなどのゆったりした観光バスの利用がいいのではと思います。 <バス観光のメリット> 移動中疲れない。(シートもいい) レンタカーよりも高い位置から雄大な車窓を楽しめる。 移動中も飲食できる。 いろんな豆知識もガイドさんが教えてくれる。 なによりもバスルートが豊富で楽しみ方の選択肢が多い。 時間管理をしてもらえるので、ホテルやその周辺での計画もたてやすい。 デメリットは、旭山動物園や後藤純男美術館など、もう少しゆっくり観賞したいと思っても融通がきかないところ。自分にとってあまり魅力的ではない観光ポイントや体験工房があったとしても、行かなければならないという感じかと思います。 なんにでも好奇心を持って楽しめるアクティブな方には、初めての旅ではバス観光は断然オススメです! 素敵な景色があったら車をとめてのんびりしたい、干し草ロールをみつけたらちょっと触ってみたい、誰もいないラベンダー畑に埋もれてみたい、旭山動物園では、心ゆくまで動物たちとふれあいたい、そんな旅をしたい方には、初めてでもレンタカーの利用がおすすめです。 レンタカーのメリットは、時間を気にせず、自分のやりたいことを好きなだけできるところですね。 そのときの注意点は、余裕のある時間管理、移動計画にすることがポイントだと思います。 著者の実践ルートの例(新千歳空港着発の場合)ですが、1日目は新千歳-旭川-美瑛-富良野(泊)、2日目は富良野-札幌-小樽(泊)、3日目は小樽-ニセコ-洞爺(泊)、4日目は洞爺-登別-新千歳という感じでした。このくらいだと各観光ポイントでもゆっくり楽しみながら回れました。 はじめての北海道の旅は、旭山動物園の楽しみ方がポイントですよね。バスツアーの場合、2時間から3時間くらいの滞在が多いと思いますが、著者にとっては、全然時間が足りませんでした。 バスツアーなら最初に入口すぐの「もぐもぐタイム」情報をチェックして、絶対みたいところ2~3ヶ所(ペンギン、ホッキョクグマ、あざらし など)をしぼります。その時間に合わせて(待ち時間も含めて)、周辺の動物たちを見に行くようにしたほうがいいです。園内の移動も結構歩くので、2~3時間はあっというまに過ぎてしまいます。 丘陵地帯にある動物園なので、歩き回るとかなりいい運動になります。まず駐車場近くの門を入ったら「もぐもぐタイム」と園内マップを見比べて、ルート計画を立てるといいと思います。「もぐもぐタイム」のタイミングにもよりますが、なるべく駐車場から遠いところを先に見て、入口に向かって戻ってくるのが、疲れなくていいですよ。 正門近くの駐車場に止められると一番いいです。著者は、お昼過ぎに東門近くの駐車場にとめて、入園してしまいました。気がつくと終園の音楽が流れはじめ、あわてて坂道を上って駐車場に向かいました。もう足はへとへとでした。 カフェや居酒屋(特に居酒屋)のメニューをオーダーするときは、ちょっと気をつけてください。北海道の方のおもてなしといわれますが、値段は普通なのに、一品一品の量が、すごいボリュームでくることがあります。 著者が、焼肉(牛タン)とコロッケを注文したら、厚さ1cm超で直径10cmくらいのタンと、わらじより大きい(大げさではありません)コロッケが運ばれてきたことがありました。味はとてもおいしかったですが。 最後に、北海道のお野菜は素材そのものが本当にいいので、薄味のお野菜を是非いろいろ食べてみてください。そのおいしさに驚くと思います。 著者は雪が解け始めた「春」(4月)、ラベンダーが一面に咲く「夏」(7月)、ものすごい短い紅葉の「秋」(9月、10月)、雪景色の港町が美しい「冬」(12月)の北海道に行きましたが、どの季節も素晴らしい景観とおいしいものが迎えてくれます。 初めての方には、まずは夏(7月)の北海道をオススメしますが、そのあとは、いろんな季節の北海道を自分なりの楽しみ方で、旅してほしいです。夏なら、札幌と小樽のあいだを自転車で往復するだけでも気持ちいいと思います。 それでは、素敵な旅になりますように。 (Photo by 著者)

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