フリーマーケットは、気軽に立ち寄って気に入った物を購入するシンプルなシステムですが、上手に買い物をするためにはいくつかポイントがあります。
いずれも通っているうちに理解できることばかりですが、これからフリーマーケットを利用する初心者の方に向けて基本的なポイントをご紹介します。
この記事ではnanapiユーザーの体験を元にしたHowtoを紹介しています。ここに示したものは一例としてお考えください。
見る、気に入る、買う。というシンプルな流れは通常のショップと一緒ですが、その中にもフリーマーケットならではの特徴があります。
買い物前に、以下のことを意識するとスムーズです。
ショップはプロの販売員が対応しますが、フリーマーケットは素人が出店することもできます。販売のプロではないので、ショップような接客やサービスを求めないようにしましょう。
販売員とお客様という関係よりは、個人と個人のコミュニケーションに近い感覚です。「こっちはお客だ」という態度はあまり好まれません。また、基本的に古着などリユースですから、管理も含めて商品のクオリティを高く求めないのもポイントです。
気に入ってしまって、どうしても欲しい!という場合を除き、できるだけ試着できるアイテムを買います。
基本的には試着室は設けられていないので、Tシャツやワンピースなど「脱いで試着するもの」は避けて、ジャケットやコート、靴など簡単に試着できるものを選ぶようにすると、購入後のサイズトラブルを回避できます。
フリーマーケットは基本的に10,000円を超える商品はほとんど並びません。
つり銭のやりとりで出展者が困らないように、千円札を多めに持って行くことをおすすめします。
フリーマーケットは価格の安さから、つい多めに買ってしまいがちです。しかも複数のお店で買い物をしていると袋だらけになる可能性があります。
また、通常のショップと違ってスーパーの袋のような簡易的なものしか用意されていません。帰りの電車などで恥ずかしい思いをしないように、あらかじめ大きめのバッグを持参することをおすすめします。
出展者は販売のプロではありません。お互いが気持ち良く売買できるように、コミュニケーションをとります。
例えば、
これすごくステキですね、売っちゃっていいんですか?
おしゃれですね、どうやって着回してたんですか?
探してたやつなんです、どこで買ったんですか?
など、出展者側が気分良く売れるように会話をするのもポイントです。
お手入れの仕方を教えてくれたり、売るに至った理由を聞くことができたり、値段交渉もしやすくなります。
フリーマーケットは足を運ぶ回数が増えるに連れて、買い物のポイントが自然と掴めてくるものです。出展者とのコミュニケーションはキーポイントになりますが、''友達と同じように人対人として失礼のないように振る舞えばOKです。
''慣れれば慣れるほど、楽しみも増えてきますので、初心者の方もぜひチャレンジしてみてはどうでしょうか?
(Photo by 足成)
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