CHOOSE関数は指定した引数リストから指定した値を抽出します。今回は指定した数値の合計や平均を簡単に出す方法を説明します。
「Windows 7」と「Excel 2010」を使って、その使い方を紹介します。
書式:CHOOSE(インデックス,値1,値2,...)
引数リストの何番目の値を選択するかを数値で指定します。
1より小さい数字、又はリスト上の個数より大きい数値を指定するとエラー値「#VALUE! 」が返されます。小数点を含む数値は、整数部分が計算に使用されます。
引数リストの値を数値、セル参照、名前、数式、関数、又は文字列で指定します。
下の表を使って説明します。
「計算処理」の数値によって、数式を変えます。「計算処理」が「1」の場合は5教科の合計、「2」の場合は5教科の平均を求めます。
計算結果を表示するセル(B9)を選択し、「=CHOOSE(B8,SUM(B2:B6),AVERAGE(B2:B6))」と入力します。
「計算処理」が「1」なので、「計算結果」に5教科の合計が表示されます。
「計算処理」を「2」にすると、「計算結果」に5教科の平均が表示されます。
便利な関数なので、是非練習して習得してください。
(キャプチャ by 著者)
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