『SAI』の基本的なレイヤー機能の使い方についてご紹介いたします。この記事で紹介するのは、
レイヤーを分けた色塗り方法
レイヤーの名前を変更する
レイヤーセットを作成
以上です。
今回の記事は、下記の記事の続きになります。
『SAI』で絵を描こう!レイヤー機能の基本的な使い方
前回、線画まで完成させたこちらの絵ですが、今回の記事のために地塗りというものをしました。
基本的に、こちらの記事の方法の繰り返しです。
初心者向け SAIでイラストをきれいに塗り潰す方法
パーツごとに新規レイヤーを作って、色を塗り分けてください。
レイヤーがたくさんあると、どのレイヤーがどのパーツだかわからなくなることがよくあります。サムネイルを見てもわかりずらい場合、レイヤーの名前を変更することで作業の効率が良くなります。
レイヤーウインドウで、レイヤーの名前をダブルクリックすると、名前変更用のウインドウが出てきます。
出てきたウインドウに新しい名前を入力して、『OK』のボタンかエンターキーを押します。
レイヤーの名前が変わりました。
他のレイヤーも名前を変れば、レイヤーの管理をしやすくなります。
毎回レイヤーの名前を変更するのは面倒に思えるかもしれませんが、一度設定しておけば後から「あれ?あのレイヤーどこだっけ?」なんて探すのに手間取ったりしなくなりますので、トータルで見て作業効率の節約になります。
レイヤーセットとは、レイヤーをフォルダ内にひとまとめにする機能です。レイヤー数が多くなってくると管理も大変になりますので、似たようなレイヤーはレイヤーセットにしてしまいましょう。
レイヤーセットの新規作成ボタンを押します。すると現在選択中のレイヤーの上に、フォルダのかたちをしたものが追加されましたね。
これがレイヤーセットです。
ひとつにまとめたいレイヤーを、レイヤーセットの上にドラッグ&ドロップします。
『毛』のレイヤーが、レイヤーセットの中に入りました。他の色を塗ったレイヤーも、レイヤーセットの中にまとめます。
フォルダのアイコンをクリックすると、レイヤーセットを畳むことができます。これでレイヤーウインドウがスッキリしました。
レイヤーセットも、レイヤーと同じ方法で名前を変えることができます。
レイヤーセットにまとめたレイヤーは、まとめて表示非表示の切り替えや移動ができるので、とても便利です。
今回はここで終了となります。下書き→線画→地塗り…と進みましたので、次はイラストのクオリティを上げるために、簡単な影の付け方をご紹介します。
(キャプチャ by 筆者)
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