仕事が面白くない、仕事にやりがいを感じない、仕事をするのがストレスだ。仕事に対してマイナスイメージを持っている人が多いのではないかと思います。
そんなことを言われても本当に今の仕事は面白くないから仕方が無い、会社が悪い、上司が悪い、政治が悪い、社会が悪い。自分が悪いのではなく、周りが悪いから仕方がないと、ついつい思ってしまいがちですね。
本当にそうでしょうか?今の状況があるのは、すべて自分が今まで行動してきたことの結果ではないでしょうか?自分に原因があることを認めなくては、現状を変えることは出来ません。
でも手遅れではありません。自ら目標を立て行動を起こすことで、人は何時でも変わることが出来るからです。そこで今回は、仕事における目標を立てるためのポイントをいくつか紹介してみたいと思います。
最終的にはどうしたいかを最初にはっきりさせることで、そのために何をしないといけないか、何が出来ていないからどうすべきかということが見えてきます。
ただ闇雲に進んでも果てが無いだけなので、やる気も出ないし面白くも無いわけです。一つ一つの課題がクリアされ、前進しているという充実感こそが大切です。
最終目標を定める具体的な方法として、頭で考えるだけではなく文章にしてみるということです。これはメモ書きのようなものでもかまいません。
箇条書きで思いつくことをとにかく書き込む
関連があるもの、類似したものを集める
書き出した内容を時系列順に並べる
人間は我侭な生き物で、仕事が簡単すぎてもだらけてしまうし、かといって出来ないぐらい難しい仕事でもやる気を無くします。でも少し難しいぐらいならば、色々と調べながら前進する達成感と、仕事に適度の刺激を感じるため、多少忙しくても苦になりません。
人間はどうしても楽をしたくなるものですから、甘えず少し自分に厳しく考えて目標を定めましょう。
各工程ごとに何をいつまでに終わらせるか進捗表を作りましょう。それによって、何がどれぐらい遅れているのか、今のままのペースで良いのか、出来ない理由は何なのか、何を改善すれば良いのかということを分析する資料となります。進捗表は以下の手順で作成します。
ノート、もしくは紙の真ん中に定規で縦の線を入れます。
左端に予定年月を書き入れ、中心線から左側に予定を書き込みます。日付ごとに横線を書き込み、スケジュール表のようにします。
スケジュールの右側に実際の進捗を記入します。
少し努力したぐらいでは、大して状況は変わりません。もちろん自分を変えるというのは、そんなに簡単なものではありません。でもそこで腐ってしまえば何も成長しません。小さなことをコツコツと、継続は力なりと心得て努力を怠らないようにしましょう。
筆者は若いころにシステム開発を行っていましたが、やはり目標を立て進捗管理を行うことで、遅れがちになる納期を守り易くなりましたし、明らかに間に合わない場合は事前にお客様と納期延長の相談をすることが可能となりました。
(photo by http://www.ashinari.com/2009/08/12-026197.php)
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