妊娠をして無事に臨月を迎えると、やっぱり気になる「陣痛」。これから確実に経験するであろう「陣痛」は妊婦さんにとって一番気になることだと思います。
いつ、どんな風に始まるの?どんな痛み?
雑誌などでも特集される陣痛を乗り切るためのグッズや心構えを、去年出産したばかりの筆者が体験談などを元に検証します。
陣痛の時間が長くなる場合、辛いのはお尻での「いきみ逃し」です。子宮口が完全に開くようになる前にいきんでしまうと、赤ちゃんに負担がかかってしまうため、看護婦さんたちにも「いきんじゃだめ」と言われます。
しかし、赤ちゃんが降りてきているのは確実なので、まるで便意を催しているような感覚に陥り、お尻では踏ん張りたい、でもいきんではいけない、というジレンマに陥ります。これは本当に辛いです。
そのときに便利なのがこのゴルフボールやテニスボール。おしりの穴に当てていきみを逃がすと、随分と楽になります。もはや妊婦必携のお守りと言えるほど、ポピュラーなものですが実際に役にたちました。
陣痛のときにはひたすら等間隔に来る痛みに耐えなければいけません。その間、ペットボトルのキャップをいちいち外すより、ストローでいつでも水分を飲めるようにしたほうが楽です。100円ショップなどで購入可能です。
これは筆者の場合ですが、陣痛が長時間になってしまい病院の陣痛室で出された食事を食べる気力もなくなってきてしまった時、持ってくればよかったと後悔したものです。簡単に食べられるものは用意しておいたほうが安心です。
陣痛室では精神的な余裕がなくなりますが、好きなものに痛みの合間に触れるだけで少しは気持ちに余裕が出ます。ただし音楽はかなり余裕がある時のみなので、自分の好きなアロマオイルを染み込ませたタオルなどを持っていくといいです。
たとえば「夫が休みなので付き添いできるから、この日に生まれてほしいな」という日があったとします。赤ちゃんは自分で生まれてくるタイミングを決める、と言われていますが、筆者の場合はひたすら「夫のいる土日がいいな。」とお腹に話しかけていました。すると、土曜日に陣痛が来て日曜に出産となりました。
あくまでこれは筆者の例ですが、周りにも赤ちゃんに話しかけていたら、希望する日に生まれてきてくれたという人は結構います。
ぜひお腹のなかの赤ちゃんに、お願いしてみてください。
陣痛はいずれ必ずやって来ます。そしてその痛みを乗り越えれば、ずっと会いたかった赤ちゃんとようやく会えるのです。あまり怖がらず、自分の体を信じて、乗り越えましょう。
(Photo by http://www.flickr.com/photos/o5com/5118210703/lightbox/)
(Photo by o5com )
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