結婚してある程度時間が過ぎると、女性が考えるのが子供の事だと思います。でも、自分はその気でも夫がいまいち乗り気ではない、といったこともあるでしょう。子供を作るためには夫の協力が必要不可欠なんです。
今回は、妻は子供がほしい、夫はまだいらない、といった場合に、夫にどうやって思いを伝えたらいいのか、対処法はどうしたらいいのかという点について考えていきたいと思います。
女性は周囲の友人などが出産を迎えると少なからず焦ってしまうもの。夫婦二人の時間もある程度充実させることができたなら、次に考えるのは子供のことだと思います。
しかし、「生むならなるべく早いうちに」、「○○さんはもう二人目…」そんなことを考えていると夫に対してもなかなか思いが伝わりにくくなってしまいます。焦った状態で子作りを迫っても、夫は同意してくれないはずです。妻が子供が欲しい理由はなんなのか、夫は子供というものをどう思っているのか、その点をしっかりと話し合いましょう。
欲しいといわれても現実味がなさすぎて、イメージができない、という答えが返ってくるかもしれません。そんなときは、「二人の子どもならこんな子になるはず」「育児は大変そうだけど、すごく充実した日々だと思うの」といったかんじで、想像でもいいので、プラスのイメージを夫に伝えてみましょう。
ただただ子作りをしたいとせがんだり、焦って迫ってしまっては、相手も萎えてしまうことでしょう。意識のすりあわせをしつつ、子供ができたら今の生活はこんな風に素敵に変わるはずといったことをどんどん夫婦で話し合うようにしましょう。
はじめは乗り気じゃなかった夫も、こうして話をすすめていけば、子供がいる生活について良いイメージを持ってくれるようになると思います。
女性はいつでも妊娠できると思われがちですが、実は妊娠できるのは一ヶ月のうちの数日程度。忙しい現代人にはなかなか厳しい割合です。最近では結婚する年齢もどんどん上がってきていますから欲しいと思っても、なかなか妊娠できないということも珍しくありません。
このように、子どもはすぐに出来るものではない、ということを夫にさりげなく伝えておきましょう。少しでも年齢が若い方が安全で健康な子供を産むことができるんだよ、というように、医学的な位置から話を切り出していきましょう。
欲しい時にすぐできない妊娠の難しさを伝えよう
また、今子供が小学校に入学する頃には何歳、中学は、高校はというように、年齢の計算を夫の前でしてみましょう。「あなたの子作りの予定の五年後だと、あなたは○歳、私は○歳になってしまうのよ」というように具体的に年齢を出してみましょう。こうすると夫の考えも変わってくるのではないでしょうか。
そして経済的な不安から子供はまだいらないという夫の場合には、産後の経済的な問題をつめていきましょう。最近では産後まもなく保育園に子供をあずけて働き始める母親も少なくありません。「産後も夫婦一緒に経済を支えていけば、子供を作ってもきっと大丈夫だよ」ということを夫に伝えましょう。安心した夫は、子作りに協力的になってくれるかもしれませんよ。
子作り、子育て、は二人で協力すれば大丈夫です
子作りというのは大変大切なことですが、子作りは夫婦生活、夫婦のスキンシップであることも忘れないでください。子供が欲しいからその行為をしてと必死に迫る妻を見たら、夫はきっとたじろいでしまうと思います。
言葉で伝えることも大切ですが、実際にふれあいながら思いを伝えるという方法も実は効果的だと思います。子は宝、そして夫婦を成長させるものです。夫婦でしっかりと話し合い、これからのことについて計画を立てていって欲しいと思います。
(Photo by 足成)
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