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立ち会い出産の方法

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私たち夫婦が経験した立ち会い出産を具体的に紹介したいと思います。これから出産を控えたみなさんのお役に立てれば嬉しいです。 まずは、自分がどうしたいのかをよく考えて夫婦で相談しましょう。疑問点などは病院で相談すると良いと思います。 私は、最初は立ち会い出産が恥ずかしくて嫌でした。しかし、どんどん大きくなる自分のお腹を見ているうちに、出産への恐怖心や不安でいっぱいになり、夫と相談して立ち会い出産をすることに決めました。 まず、私の場合は産院で母親教室がありました。私がお世話になった産科ではソフロロジー式分娩をしていたので、そこで出産の経過と呼吸法を学びました。その後ソフロロジーのCDを買って、毎晩寝る前にCDを聞きながら呼吸法のイメージトレーニングをしました。立ち会い出産を決めてからは、できるだけ夫も一緒に聞きました。 ソフロロジーでなくても、本やインターネットで呼吸法や陣痛の痛みを和らげるストレッチなどが紹介されています。夫婦で一緒にトレーニングをしておくとよいと思います。 私の産院では事前の手続きも特になく、分娩室に入りたいときはナースに申し出れば入れました。分娩室に入る時は手術着のようなものとサンダル、マスクを渡されたそうです。 陣痛が始まってから子宮口が開くまで個人差があると思います。長時間かかる場合もありますので、立ち会う人の飲み物や簡単な食事を買っておくと良いと思います。 私の場合は陣痛開始から出産まで22時間もかかったため、夫と母が交代で休憩を取っていたようです。 分娩室に入る前は、陣痛の波が来るたびに夫や母が腰をさすってくれたり、声をかけてくれました。また、分娩室に入ってからはあまりの痛みで嘔吐してしまったのですが、夫が介抱してくれました。私達がイメージしていた出産より、はるかに修羅場だったのですが、無事に赤ちゃんが生まれた喜びを家族で分かち合えて良かったです。 分娩中は必死で気遣いもできないため、義理の母には事前に立ち会いを断らせて頂きました。実際に、嘔吐したり騒いだりと恥ずかしい状況だったので、夫と母だけで良かったです。 出産は本当に大変なことです。一人で乗り切れる人もいるでしょうが、夫婦で協力して取り組むことで一生の思い出になると思います。 そのためにも、事前に誰に立ち会いをお願いするか、持って行くものは何か…など決めておくと安心です。また、夫婦で一緒に準備することで、夫も早くから育児に積極的になれました。 どうぞ、無事に元気な赤ちゃんが生まれますように。 (Photo by 著者)

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