結婚すると親族が倍になるという話を、結婚前に色々な方から聞きました。結婚相手の親戚が自分の親戚にもなると考えれば、確かに冠婚葬祭などでの付き合いが一気に倍になります。単純に数だけの問題ではなく、今まで全く知らない人と身内になるのですから、覚えることはたくさんあります。
特に義理の兄弟とは、文字通り義理ではあっても付き合いは兄弟と同じです。実際に血のつながりがある兄弟でも仲が悪いこともあるというのに、血のつながりが無い兄弟と仲良くするのですから、最初は大変だと思います。でも血のつながりが無い兄弟だからこそ、実の兄弟や友達とは違う関係を築いていくことも可能になる、大切な人達だと思います。
とはいえ年上の結婚相手のお兄さんや、年下の結婚相手の弟だとすれば、急に歳の離れた兄弟ができる可能性があります。そこで今回は、歳の離れた義理の兄弟と仲良くする方法についてお話してみたいと思います。
筆者の知っているケースとしては、4歳年下の奥さんに13歳も離れた妹がいたというのがありました。ここまでくると兄弟というよりは親子ぐらいの年齢差です。
これは極端な例ですが、年下の兄弟がいる場合にまず注目するのは、その兄弟が学生かどうかということ。学生であればジェネレーションギャップが多少発生する場合もありますが、実際に自分が体験してきた学生時代を振り返り、
「懐かしいなぁ、僕のときはこうだったけど最近はどうなの?」
とコミュニケーションをとってみたり、受験や就職などでも色々なアドバイスができます。
すでに社会人になってる弟の場合には、会社の後輩を思い出してみるとイメージは掴み易いかと思います。
「仕事は大変?最近どんな感じ?」
というように。
年上の経験と包容力を生かし、本当のお兄ちゃんがいても相談しにくい話も聴ける兄としての役割に努めてみましょう。
年上の場合は、とにかく色々なことを相談してみましょう。特に相手が得意にしている分野のことを尋ねた場合には、気難しい性格の人でも下が滑らかになります。色々話を聴きに来る相手は、相手にとって可愛い存在になりますので、何かにつけて可愛がってもらえるようになります。
少し相手を立ててあげるようにすれば、良い関係が築いていける場合も多いようです。
義理の兄弟と仲良くする上では、まずは結婚相手が足がかりになります。まずは義理の兄弟と結婚相手の小さい頃の話を聞いてみると、話のつかみになるのではないかと思います。
(Photo by http://www.ashinari.com/2011/11/11-352685.php?category=53 )
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